7~8月は、本試験までに「あれもやりたい、これもやらなきゃ…」と焦る
こんにちは。
社労士試験4回目にして、やっと2018年に合格できた11ぴきのぺんぎんです。
今この記事を書いているのが、2020年7月19日、今年の社労士本試験まで1か月ちょっとです。
自分の4回の受験経験を振り返ってみると、本試験まで1か月から2か月の時期は、
「よし!あとはやるしかない!!ここまできたら進むのみ!!」
って思う気持ちや、
「あれもできていない…。あれもやらなきゃ…。このままじゃだめだ…」
って焦る気持ちなどが、日々日々交錯していたように思います。
そんな気持ちを思い出しつつ、今回は合格した年の7~8月に、自分がどんな勉強をしていたのかを振り返ってみたいと思います。
今回も恥をしのんで(笑)、実際のメモ書き画像とともに記事にしたいと思います。
合格した2018年、7~8月は実際にどんな勉強をしていたか
7月初旬…7月下旬の最終模試にむけて学習計画を組む
この時期に、学習計画を書いた紙がこちらです。
えっと、学習計画なんてえらそうにいってますが、これは資格の大原の教材が送られてくるときの送付状に、なぐり書きしたものです(;・∀・)
でも、このぐらいざっくりでもいいんだと思うんです。
私は7月初旬までに択一トレ問Aの2回転が終わっていました。
なので、次の目標の区切りを、7/28の資格の大原の統一模試Ⅱ(以下最終模試)にあわせました。
そして、7月初旬から最終模試を迎えるまでの4週間弱で、以下の2つを終わらせることを目標としました。
・追加で大原から送られてくる択一式直前対策
・全科目1回転
(私の場合の1回転は、過去問(大原でいうトレ問)のAレベルの間違えたところ)
そして!
それに加えて、私は、7/13に社労士24を購入していますので、スキマ時間では社労士24を活用していました。
(毎回書くたびに買うの遅っ!!(@_@)ってツッコミを自分にいれています。
でもここから最強の武器となりました)
社労士24の活用方法については、こちらで記事↓にしてあります(^^)
7月下旬…最終模試後にやることを決めて、最終模試を受けた
そして、7/28の最終模試の直前に、残り1か月でやることを見直しています。
それがこちらです↓
私が残りの1か月でできることとして考えたのは、この5つでした。
- 最終模試
- 白書・統計対策
- 今まで受けた模試の間違えた問題復習(基礎問題・選択式を中心に)
- 定例試験・択一トレ問のA問題(間違えたもののみ)
- 大原からの最後の教材の選択式直前対策演習
模試の結果は1回目は、択一式A・選択式B・総合評価Aでしたが、最終模試を受けた時は、択一式A・選択式D、総合Bでした。
選択式Dは焦りましたが、個人結果の選択式に対する資格の大原のコメントで、
「総合力を伸ばすことが優先課題です。
択一式の総合力が上がれば選択式の総合力も一緒にあがります。選択式よりも択一式の学習に特化しましょう」
とばっちり書いてあったので、さほどDには気を取られず、択一の基礎問題中心に進めていきました。
8月中旬…本試験前の1週間でやることを決める
やろうと思っていたことができたか確認→できない場合はいさぎよくあきらめるのも一案
そして次に、お盆期間中に、本試験前の最終週にやることを決めました。
また、最終週の計画を作る前に、実際計画したものができたかの振り返りをしました。
その結果がこちらです↓
結果としては、
- 最終模試を受ける&復習
- 白書・統計
- 今まで受けた模試の間違えた問題復習(基礎問題・選択式を中心に)
- 白書対策・定例試験・択一トレ問のA問題(間違えたもののみ)
この4つはこなせましたが、やろうと思っていた、「選択式直前対策演習」は結局できませんでした。
なぜそれをしなかったかというと、持っている時間と優先順位を考え、「選択式直前対策演習」は自分にとって優先順位が高くないと判断したからです。
この時期まできたら、そのような思い切りも必要かもしれません。
本試験前の最終週は暗記→そのまま本試験に臨める貴重な1週間
そして、今までの計画の振り返りをふまえ、最終週にやると決めたことはこちらです↓
最後の週は、頭に入れたことをそのまま本試験でアウトプットできる(忘却しない)貴重な時間です。
カリスマ先生も、このようにおっしゃています。
なので、最後の週で勉強することは、記憶として残したら得点につながりそうなものを選びました。
それが、
- 社労士24全科目視聴
- 白書・統計の復習
- 法改正の復習
- 徴収法のトレ問A
の4つです。
社労士24の本領発揮
画像のメモでも書いてありますが、社労士24は全科目が24時間で完結します。
つまりは、2倍速で視聴すれば、半分の12時間で完結します。
私は休日でも集中して勉強できる時間は5時間くらいだったのですが( ;∀;)、それでも2倍速なら3日あれば完結します。
この最終週に至るまでに、すでに社労士24を何回転かしているのであれば、耳が慣れているので、2倍速でも全然聞き取れます。
つまりは、社労士24なら、最終週で全科目の復習ができるのです。
徴収法はコスパ最強
最終週のやることに、なぜ徴収法のトレ問Aだけをいれてあるかというと、カリスマ先生が、徴収法はコスパのいい科目だとおっしゃっていたからです。
なので、択一式の1点をとりこぼさないために、最終週に徴収法の択一の基礎問題を再確認しました。
最終週の有給休暇はありがたい
私は、合格した年は、本試験の最終週は、水~金で夏季休暇(有給休暇のようなもの)を取得しました。
会社の人には、その当時の信頼できる上司1人を除き、ほかの人には社労士試験を受験していることは言っていませんでした。
その当時は、実質給与や社会保険の担当を一人でやっていたので、自分で仕事の調整をすることが可能だったこと、給与の支給事務の時期から外れていたことと、ほかの人も夏季休暇をまとめて取得するような環境だったことなど、いくつかの理由があって私は休暇を取得できました。
なので、必ずしもみなさんが同じように有給休暇をとれるとは思いませんが、もし取得できるのであれば、年に1回のことなので、何とかここでお休みをとれると、だいぶ気が楽だと私は思います。
今回の記事とか関係ないですか、給与担当の労務ワーカーのみなさんへの気持ち書いた記事はこちらです↓
本試験前の最終週…迷わない、無理しすぎない最後の学習
最後に、無事迎えた最終週は、計画したことを、迷わず実行してきました。
私はさきほど書いたとおり、水曜日からお休みをとっていたので、水~土までは勉強に丸々一日使えました。
でも、いくら最終週で、一日勉強できるとはいっても、同じ勉強ばかりしていると飽きるので、社労士24視聴→白書→社労士24視聴→徴収法トレ問→統計…のように、違う勉強を交互に混ぜて勉強しました。
そして、自分の集中できる時間には限りがあるので、あまり無理はしすぎないようにすることも気をつけました。
なので、最後の土曜日は予備日として、午前中で勉強は終え、午後は本試験の準備をしたり、体を休めたり、とにかくゆっくりするようにしていました。
自分の実体験は以上になりますが、最後に、自分の体験を振り返ってみて、感じたことをまとめてみます。
自分の勉強を振り返ってみて、大事だと思ったこと
自分が使える時間を冷静に見極める
この記事を書いてみて、7~8月は、本当に今までの学習の集大成なんだということ、そして計画や基礎問題が大切ということなどは、6月までと変わりないことを感じました。
ただ、本当に残された時間が限られているからこそ、自分が勉強に使える時間を冷静に見極めることが大切だと私は思います。
もちろん、合格するためには、あれもやりたい、これもやらなきゃという気持ちは痛いほどわかります。
でも、現実的には仕事もあるし、子育ても家事もあるし、そこで無理をして体調を崩してしまったら、それはとてももったいないことだと思うのです。
なので、自分があと本試験までに、何時間勉強時間に使えるのか、ざっくりでもいいので再度確認してみることが大事ではないでしょうか。
そのあたりのことを書いた過去記事はこちらです↓
なにをやるか決める→実際できたかを振り返る→次の計画をつくる
次に大事なことは、自分の勉強できる時間の中で、できることは何かということを判断することです。
私は、
- 自分が1日で集中して学習できる時間に限りがある
- とにかく基礎問題を落としたくない
この二つの気持ちを軸に、
- 自分がやりたいと思っていることを終わらせるためには、どのくらいの時間が必要かを把握
- やらなくてはいけないことを取捨選択
この2つを実行しました。
自分の集中できる学習時間の限界について書いた記事はこちらです↓
私が基礎問題が大事だと思う理由を書いた記事はこちらです↓
どんな学習が必要かは人によって違う。他人と比べるのではなく自分を見つめる
そして、一番大事なことは、どんな学習が必要かは「人によって違う」ということです。
ほかのひとにとって必要なことが、自分にとって必要なこととは限りません。
択一式に十分な余裕がある人は選択対策を重視するでしょうし、逆に択一式にまだまだ不安が残る人は、ひたすら基礎固めを重視するでしょう。
あくまで見つめるのは「他人」ではなく「自分」の今の状況です。
そして、自分がやろう!と決めたことを成し遂げ、本試験の日を迎えた朝に、
「不安はあるけど、自分なりの目標は達成できた!やるだけやった!」
と、いう気持ちで、本試験の臨めたら、一番いいのではないかと、思うのです。
本試験まで、微力ながらはじっこから、これからも応援しています。
まとめ
- あれもやりたい、これもやりたいは痛いほど気持ちがわかる
- でも時間に限りがあるからこそ、冷静に自分の勉強に使える時間を見極めよう
- そして、現実的な計画をつくり、何回か見直そう
- 自分になにが必要なのかが大切。ほかの人は関係ない。
- 本試験当日、「自分なりにやりきった!」と思えて試験に行けたら最高(^^)