「即レス」できない・判断が遅いコンプレックス
文字化することで役に立てる…久しぶりの新記事です
こんにちは。
社労士合格者であり、現役労務ワーカーの11ぴきのぺんぎんです(^^)
以前は自身の社労士試験の経験をブログ記事にしていました。
ここ最近は、自分が目にしたものや耳にしたもので、記憶に残しておきたいものを記事にしています。
とはいいつつ、ここ最近はブログ記事は更新できず…。
そのかわり、Twitterのスペースで話す場面を何回かいただいたり、自分で企画したりなんてことをしていました。
そんな中で、先日このようなツイートをいただきました。
ここ最近、動画や音声だと、なにかをしながら聞けるし、やっぱり「読む」より「聴く」の時代なのかな?なんて思ったりもしていました。
でも、文字だったら、イヤホンもいらないし、スキマ時間に少しだけ目をとおすこともできます。
動画だったら、お子さんたちが気になってしまうかもしれないけど、文字なら、気づかれないようにサッと読めるかもしれません。
そっか、そんなニーズもあるんだなと、改めて教えていただきました。
そして、文字は残って、いつでも自分で振り返ることができる。
やはり、それも自分にとって大切なことだと気づけました。
これからも、話すこと、書くことを、自分の中でうまく使い分けて、どちらも楽しんでいけたら嬉しいなと思っています。
おっと、前置きが長くなりました(゚Д゚;)
本題に入ります…!
2022年、著しく露呈した私の弱点…「即レスできない」
2022年。
それは、私のウィークポイントを、痛すぎるほど、痛感する一年でした。
そのウィークポイントとは…、
「即レスできない」
です。
どうしてそれを痛感したかというと、一つ目が、以前ブログにも書いた、こちらの出来事です。
この転職話がでたときに、相手の先生からできるだけ早い返事を求められました。
そして、今まで使っていなかったLINEも始めましたが、私は「即レス」が苦手で爆発しそうになりました(@_@)
私は学生時代から、ずっと亀レス(返事が遅い)で、それを友人に許してもらってきた人生でした。
ゆっくり考えたい。すぐ決められない。(決めたくない)
どんな文章で返せばいいかわからない…。
即レスしなければ!と思うほど、まったくできず。
本当に苦しかったです。
それだけが理由ではないのですが、その転職話は白紙に戻り、また即レスしなくてもいい生活に戻りました。
その時の自分は、なぜそんなに「即レス」ができないのか、そんな自分と向き合うことはありませんでした。
そしてさらに痛感する「判断と行動が遅い」
そして、2022年、向き合わざるを得なかったウィークポイントは、「即レスできない」だけではなかったのです。
2022年、私は社労士とは関係ない趣味の活動を楽しんでいました。
その過程で、幸せな出会いがあり、一緒に作業をしてくれたり、遠くの場所に一緒にでかける仲間ができたりしました。
その方たちは、私ができないことができる皆さんなので、作業をお願いする場面も多かったのです。
しかし、私の行動が遅いせいで、私が一番やりたかったことに間に合わなかったり、相手に無理を強いるスケジュールになってしまったり…。
はああ…。今、書いてても落ち込んできますね…”(-“”-)”
もちろんみなさんとても優しくて、それによって縁が切れるということはなかったし、「いいよいいよ」と許してくれたのですが…。
でも、何回もそんなことを重ねて、強く思ったのです。
このままじゃダメだと。
相手が優しく許してくれるからこそ、いつも謝るのなら、自分の何かを変えなくてはいけないと。
でも、毎回反省するのにできるようにならない。
どうしたらいいか、わからない。
そんなとき、とあるスペースが開催され、私は「これだー!!」と感じ、今ブログ記事を書いているのです。
ヒントをくれた宮武先生のスペース #宮武のタイムマネジメント
「即レスできない」「判断・行動が遅い」という自分を変えるヒントをくれたのは、宮武貴美先生とじつむさん、にちじつさんの「タイムマネジメント」のスペースでした。
宮武先生は、「企業実務」という雑誌で現在連載をされております(^^)
その雑誌の広報さんが、「じつむさん」です。
じつむさん、めっちゃ癒されます…。
そして、宮武先生があの神本言われる、「産休・育休の実務が分かる本」や「社会保険の手続きがひとりでミスなくできる本」を出版されたのが、日本実業出版社さんです。
その広報を担当されているのが、「にちじつさん」です。
にちじつさんは、その落ち着いた語り方が魅力です~(*^-^*)
◇以前「育休本」について書いた記事はこちらです
こちらのお三方のスペース、実は全4回+番外編の「育休本スペース」からのシリーズになっています。
こちらも育児・介護休業法の改正がおさらいでき、そして癒されるというお得なスペースとなっておりますので、よかったらぜひ(^^)
◇過去のスペースはこちらのツイートから追えます!
では、なぜ私が宮武先生のスペースで、「これだ!」と感じたがを書いていきます。
なぜ「即レス」できる?なぜ「即レス」できない?
「即レス」できるから、タスクが溜まらない
宮武先生はスペースの中で、
「できるだけタスク化しないで、電話をすることやメールの返信をすることなどは、すぐにその場で済ませてしまう」
そうお話されていました。
まさに、それが「即レス」「判断・行動の早さ」です!
そこで、私は考えました。
なぜ宮武先生はそれができて、私はずっとそれができないんだろうと。
いや、もちろん能力が違うからということは重々承知なのです。
そんなのは当然です(ノД`)・゜・。
でも、それで片づけていたら、私はきっと来年もそれができるようにならない。
いや、今こそ、それを変えるときだ。
なので、無謀にも(笑)、私は宮武先生の考え方と、自分の考え方を比べてみることにしました。
「完璧でなくてはいけない」という思いこみ
まず、宮武先生は、このようにおっしゃっていました。
つまり、誰かと仕事をする場合、
完璧を目指すこと<早く返事をすること
なのです。
一方私は、
「ちゃんとできていなければいけない」
「しっかりした内容で返事をしなくちゃいけない」
「間違ったことを言ってはいけない」
そう思って、
「しっかり返事をできるときに返そう…。」
となり、そのまま返事がどんどん遅くなっているということに気づきました。
でも、なぜ、私はそう思ってしまうのでしょうか?
モグラのように掘り続けてみますよ…!(@_@)
「できる」と思われたいという気持ち
その答えの中に、
「自分をよく見せたい」
そんな気持ちがあるのだと、辿り着きました。
今の自分より、もっともっとよく見せたい。
そんな気持ちが、即レスを邪魔しているのです。
相手にどう思われるか、それをすごく気にしているということですね…。
「相手の時間を浪費してはいけない」という思いこみ
そして、「即レス」や、相手に対するお願いごとを先延ばしにしてしまう理由として、
「相手に迷惑なんじゃないか」
「相手の時間を浪費させてしまうんじゃないか」
そう思っている自分にも気づきました。
でも、そんなことを考えても、結局自分でできなくてギリギリになって、相手にお願いするのであれば、本末転倒です。
宮武先生は苦手なものは、「得意な人にお願いする」でOKだとおっしゃいます。
確かに、以前の社労士探究会でも、企画を考えたりするのは苦手だけど、誰かが案を出したものを実現していくことは得意だとおっしゃっていました。
確かに、苦手を克服することに時間をかけるよりは、得意なことに時間をかけて「得意」を伸ばしたほうが、圧倒的に効率がいいし、楽しいです。
ただ、中には自分で克服すべき課題の場合もあると思います。
なので、目の前にある「苦手」は、今の自分にとって、「今」克服すべき課題なのか。
それを、克服する時間はあるのか。もっと他に、先に克服すべき課題はないのか。
つまり、自分が今、「何に」時間をつかう必要があるのか。
そのことが分かっていると、相手にお願いするか、自分でやってみるのか、その判断も早くなるかもしれません。
こうやって書いてみると、「即レスできない」「判断・行動が遅い」というのは能力だけでなく、私の考え方のクセに大きな影響を受けていたことがわかりました。
そして、私は昔から「即レス」が苦手だったのですが、友達も許してくれるし、心のどこかで、そんな自分も自分だと思っていた節があります。
その反面、誰かの時間をムダに消費してしまうことはすごく嫌だと思っている。
「これは矛盾してる…」と、深掘りしていて辿り着きました…。
そして、このスペースは、「即レス」は相手のためだけではなく、自分のためにもなるのだと気づかせてくれたのです。
スピードの速さは自分にも相手にもメリットが大きい
自分でボールを持たない、すぐに相手に渡す
宮武先生は、相手がいる仕事のときは、できるだけ自分でボールを持たないように心がけているそうです。
私はこれがほんっとうにできていなくて…。
だいだい、「ちょっと考えます」といって、抱えたボールを腐らせます…(@_@)
これも、さっき書いたとおり、「しっかり決めなきゃ」と思う気持ちが強いからだと思います。
でも、時間をかけたとて、いいものを渡せているかといえば、そんなことはなく(泣)
そして、ボールを持たないようにすることは、決してボールを押し付けることではないのだと、今回のスペースで気づきました。
押し付けるのではなく、自分が早く判断することで、相手にも自分にも余裕が生まれる。
スピードって、相手に対する思いやりと、自分の心を軽くするための、とっても大切なことなのだと気づきました。
では、スピードをあげるためには、具体的にはどうすればよいのでしょうか?
不安を先延ばしにしない
私が「即レス」できない理由として、「不安が広がりやすい性格」ということも関係しているかもしれません。
私は新しいことの提案を受けた場合、
「こんなときはどうなるんだろう」
「ここはどうするんだろう」
と、一気に不安が広がります。
そして、それを言語化したり、課題を整理したりして、失敗の種を整理していくので、仕事としてはいい面もあります。
しかし、何か始めるときに、
「やるといったのにできなかったらどうしよう」
そんな気持ちが全面に出るので、「即レス」できないのです。
それはある意味、誠実なのかもしれませんが、時と場合によっては、相手の方にとって、不誠実になりかねません。
ましてや、そのまま投げかけられていることすら忘れてしまったら、不誠実以外の何物でもありません…。
そして、不安が広がりやすいタイプだからこそ、ボールを持ったままだと、どんどん不安が積み重なって、どんどん心が重たくなるということに気づきました。
なので、自分の心を軽くするためにも、ボールはできるだけ早く渡すようにしたいです。
早くボールを渡すために、やる・やらないの決断をどう早くするかは、「好き」の気持ちと自分の大切なことを基準に…。
なんてことを考えているので、また別記事で書けたらいいなと思っています(^^)
かけた時間と成果を振り返る=処理能力を上げる
今回、「即レスできない」「判断・行動が遅い」という弱みを克服するには、考え方を見直さねばというお話をずっとしてきました。
しかし、それだけでは、足りないのです。
なぜそう思うかは、こちらのツイートをご覧ください。
実はこのツイートのお話には続きがあるのです。
宮武先生は、この5割の「労務相談・就業規則の作成」できちんと売り上げ達成しているとお話されていました。
つまりは、単純に考えても、通常の人の半分の時間で、成果を出せるということです。
そのくらいの成果達成能力があるからこそ、判断も、処理能力もかなり早さということが納得できます。
では、どうしたらそのような能力が身につくのでしょうか。
そのヒントが、こちらのツイートです。
宮武先生は、一日の終わりに何をしたか振り返りをしているそうです。
つまり、自分が何にどのくらい時間をかけたのか、そしてそれが成果につながったのか。
それを日々振り返り、自分の使った時間と、出した成果のバランスを考え、改良を続ける。
だからこそ、短い時間で成果を出す仕事ができるのだと感じました。
すごいなー!!( ゚д゚)ポカーン
(その言葉で片づけてどうする…)
き、気を取り直して!
最後に、これから自分の生活の中に取り入れてみたことを、まとめに代えて書いておこうと思います。
これから、実際にやってみること
小さなタスクをためない
まずは、「小さなタスクを溜めない」です。
すぐ片付くものは、その場で片づける。
そして、できなかったものは、心の中に残すのではなく、手帳などに書き留めて、アウトプットしておく。
そして、アウトプットしたら、「今はやらない」ということを自分に許します。(一旦忘れる)
そうして、「なんでやらないんだ…。」「やらなきゃ…」とモヤモヤする時間を減らそうと思います(^^)
小さなタスクでも、終わらせた自分を褒める
次に、宮武先生のように、自分の仕事でどのくらい成果を出せたかは、私にはまだ荷が重いと感じたので、まずは、これから。
どんな小さなタスクでも、終わらせることのできた自分を褒める
それを実行したいと思います!!
そうして、タスクを終わらせることを、「~しなければならない」から「〇〇できた!」に変えて、自分を動かしていきたいです。
完璧でなくてもいい、自分でボールを持たない
次に、相手からもらったボールは、できるだけ相手に早く返します。
返すときは、完璧でなくても、ダメだなと思われてもいいので、とにかく、早く返す。
ただし、やみくもに早く返すのではなく、きちんと相手を見て、相手の言葉を聞いて、返すことは忘れずに。
つまりは、「自分がどう思われるか」を、思考の割合から、いまより減らすことができたらいいなと思います。
まずは1カ月、この3つをまずは心がけて、しばらく過ごしてみたいと思います。
さあ、長続きするか、それとも…?
長続きしなかったら、それは、それ!
また、自分にあった方法に改良してくのみです(; ・`д・´)
宮武先生とじつむさん、にちじつさんのスペースもまた開催されるし!
きっとまたヒントがあるはず(*^-^*)
すこしでも、みなさんにも参考になる部分があれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました(^^)
では~!