社労士合格から2年…。初めての別の資格への挑戦
社労士合格した直後→なにもしなかった
こんにちは。
社労士試験4回目にしてやっと合格できた、現役労務ワーカーの11ぴきのぺんぎんです。
私は2018年の社労士試験で、やっと合格できました。
社労士試験が終わったあと、「この後、なにかほかの勉強したほうがいいのかな…。」と少し考えましたが、当時はそこまでの余裕がなかったこと、そして信頼している勤務先顧問の社労士の先生に、
「今の労務の仕事で十分勉強になっているから、少しゆっくりしてもいいんじゃない?」
というありがたい言葉をいただき、そのまま1年以上ゆっくりしてしまいました(゚Д゚;)
1年後ブログ開始→2年目にして少しずつ動きだす
私は社労士試験受験生の時は、Twitterは見る専門だったので、ほかの受験生との交流は、ほとんどありませんでした。
そして、合格してからの1年目は、自分の社労士試験について思うことを、たびたびツイートするようになりました。
そして合格から1年がすぎ、2年目に入った2019~2020年の年末年始のシャロ勉合宿で、ブログを立ち上げました。
そこからたくさんの社労士試験受験生、合格者のみなさんと出会えました。
そこで、社労士試験合格後も、様々なことに挑戦しているみなさんの姿を知りました。
挑戦の形は、開業、転職などもありますが、別の資格試験の勉強をしてみるという形の挑戦も、とても多いのだということもTwitterから知りました。
それでも私は、ブログを続けるのみで、別の資格を受験するということはありませんでした。
そんな私が、2020年10月、社労士合格から約2年を経て、初めて別の資格を受験してみたいと思ったのです。
それでは、記事に入ります!
なぜメンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種を受けようと思ったか
職場でメンタルヘルス対応→きちんとした知識がほしい
私が、社労士以外で「初めて受験してみたい!」と思った資格が「メンタルヘルスマネジメント検定」でした。
なぜ私がこの資格に興味をもったかというと、職場でメンタルヘルス対応をする必要があったからです。
私の役割は、以前からあった「社員さんがメンタル疾患になってお休みしてから復帰するまでのプログラムを見直す」というものでした。
(もちろん厚生労働省の指針に基づき、産業医の先生に相談しながらの作成でした)
そんな中、
- メンタルの不調を感じている人にどんな対応をすればよいのか
- メンタル不調をできるだけ発生させない職場にするために、できることはなんなのか
- メンタル不調の社員さんと接するときに気をつけることはなにか
こんなことを、一連で勉強したいという思いが強くなりました。
そして、こんなことをツイートしてみました。
ここでいただいた回答で、Ⅱ種(ラインケアコース)を勉強して、会社の制度を見直した経験があるとアドバイスしていただいて、受験するならⅡ種だな…と決めました。
そして、ある日、仕事でとっても疲れてしまって(次の日も休日出勤しなきゃだった)、午後半日お休みをもらった日に、ミスドの後に本屋さんに行って、テキストを購入してみました。
テキストを購入してもなお、実際に勉強すること&受験することについては決めていませんでした。
そんな私が、本気で受験すると決めたきっかけ、それは9フレームでした。
9フレーム勉強法を実践してみたい!!
9フレームとは、資格の大原中の人が編み出した、「しあわせ学習法」です。
9フレームについては、詳しくはこちらの過去記事をどうぞ(^^)↓
「自分の心を自分で創る」「成長を楽しむ」をためのメソッド「9フレーム」に関する記事です
実は、私が社労士受験生だった(2018年)のときは、9フレームはまだ世にでていなかったので、9フレームの勉強法を実践することはできませんでした。
◆9フレームのデビュー(2019年1月12日)の映像はこちらです(^^)
私が、初めて9フレームについてのブログ記事を書いたのが2020年6月です。
◆初めて9フレームついて書いた記事はこちらです↓
そのあとも、いくつか9フレームの講演はWEBで聴いてきましたが、2020年秋、私はさらなる衝撃を受けました。
それは#イタボキWEBライブにゲスト出演した、9フレーム著者の中の人が話してくださった、
「過去問なし、ノート無し、ふせんなし、マーカーなどの筆記用具なしの、テキスト読みだけで簿記の3級と2級に合格した」
という衝撃エピソードです。
私は、「中の人の超人(変人?)エピソードキター(゚∀゚)!!」と、一気にテンションがあがりました。笑
でも、このエピソードは、ただの超人エピソードではなく、中の人のきちんとした理論があり、それを実践して確かめたものだったのです。
その時の、詳しい様子を書いた記事はこちらです↓
私はこの話を聞いて&ブログを書いてから、
「この9フレーム勉強法を実践してみたい…!!そしてそれをブログ記事にしたい…!!」
という気持ちが、ムクムクとわきあがってきました。
そして、実際に、2020年10月20日に勉強を始めました。
試験日は2020年11月1日だったので、試験まで残すところ2週間のタイミングでした(; ・`д・´)
間に合うのか…!?
次に、そんな短期の中、実際にどのように9フレームを取り入れて勉強したのかを具体的に書いてみます。
もちろん、中の人は9フレームの達人であり、ちょっと神の領域なので、そこはそっくり真似をするのではなく、私なりにできることをやってみました(^^)
9フレームを意識した実際の勉強法
「どうなりたいから勉強しているか」を唱えてから勉強を始める
いきなり怪しいですか…?そういわず、ついてきてください…!(゚Д゚;)
実は私は、この勉強を始める前から、とあるきっかけで自分のビジョン?夢?(会社でいう企業理念のようなもの)を言語化する機会がありました。
そのビジョンを、#いい社労士24の日 でも言語化し、今は固定ツイートにしてあります。
私は、会社の理念を顧客が共感し、それを購入し、それで会社が潤い、社員も潤い、みんながWIN-WINの会社・組織を作る、またはそれのお手伝いがしたいと思っています。
それを実現させるには、理想だけではできず、正確な知識や技術が必要だと思っています。
そのための勉強や経験を重ねて、どんなに小さい単位でもいいから、この夢をかなえたいと思っています。
そして、この資格の勉強も、そのための一歩だということを意識してから勉強を始めました。
具体的にいうと、
「会社も、お客さんも同じ価値を共有し、みんながWIN-WINな組織をつくる!」
というようなかんじで、声にだしてから(もちろん心の中でつぶやいてもいいと思います)勉強を始める感じです。
きっと、社労士受験生当時の私であったなら、
「社員さんの質問に自信をもって答えられるようになる!いつでも会社辞めれるようにする!(笑)」
って感じだったかもしれません(^^)
◆私が社労士試験の勉強をはじめたきっかけを書いた記事はこちらです↓
テキストを読む目的=短期合格→暗記を意識する
今回、実際に勉強を始めてから試験まで2週間しかありませんでした。
もちろん、普段どおり仕事などもありますので、短期で合格するということを目的として強く意識して、「合格のための暗記」をしていくことに決めました。
普段は、どちらかというとじっくり理解したいタイプなので、通常の勉強法だとこんな感じです。
- テキストをマーカー引きながら、じっくり読む
- 過去問を解く
- 間違えたところはまとめノートに書く
- 過去問をまた解く
しかし、今回はあくまで短期合格のため、中の人がいう、勉強した後に「どんな脳の状態を作りたいか」「つくれているか」を意識して、「暗記する」ことを最重要課題とし、それができているか確認しながら、テキストを読むことを実践しました。
具体的には、
- テキストの赤字部分を覚える!と意識してテキストを読む(マーカーは引かない)
- チャプターの最後の問題を解く
- もう一度チャプターの最初に戻り、赤文字シートで語句を消して、語句を覚えているか確認する
- 覚えていない場合は、どうやって読めば覚えられたか考える
と、こんな感じで読み進めていきました。
↓実際のテキストの画像です
ここで、4の「覚えていない場合は、どうやって読めば覚えられたか考える」をしていたところ、私は、重要語句はマーカーを引いたほうが暗記ができるということが、早いうちに気づきました。
なので、大事なことは、中の人の手技(マーカーしない・テキストだけ)という部分だけを真似するのではなく、
- 自分がどういう状態になるために今この作業をしているのか
- それが今できているのか
- できるためにはなにをすればいいのか
ここを意識して勉強することが、とても大事なのではないかと感じました。
勉強中、自分にポジティブな声がけをする
9フレームでは、再三「心を創る重要性」が語られています。
そこで私は、勉強中に自分で自分にポジティブな声がけをするようにしました。
具体的には、
- へー!そうなんだ!知らなかった!知れてラッキー!!
- やっぱりそうだよね!仕事でやってたこと間違ってなかった!!ヨシ!!
- 正解すごいじゃーん!!(問題あってたとき)
- 疲れているのに、ここまで進んだ!自分えらい!!
というようなかんじです(^^)
変な人、ですよね(゚Д゚;)
でもいいの!心のなかでいえばいいし、盛り上げていくことが大事なのです!!
「なんかイメージわかないな…」という方に、オススメのものがあります。
それが、資格の大原の板垣先生のイタボキです。
これを聞いてもらうと、板垣先生が、
「いけそうですね!」「いいかんじですね~!」「すごい!」「楽しいですねー!!」
と、授業中にめっちゃ言ってくれます。
そうです、自分の心の中に、板垣先生を置くのです!!(*´▽`*)
そうすると、だいぶイメージわきませんか?(^^)
◆心の中に板垣先生を置くための動画です↓
勉強が終わったら、感想のメモを残す
最後に、勉強が終わったら、どこまで進んだかと、それにあわせて感想のひとことメモを残しました。
私は、100均の落書き帳に、私にしか読めない字(゚Д゚;)で、ほんとにざっくり書いてました。
具体的に、私が書いてあったことは、
- めっちゃ眠い
- お腹すいた
- ポジティブ100できてない
- ポジティブ声かけできてきた
- 知らないこと知れるの楽しい←後半はこれが一番多かった
などなどです(゚∀゚)
こうやって書いていくと、自分がどんな心の状態で勉強できたかがわかっておもしろかったです。
では次に、9フレームを実践して、結果がどうだったのかを書いてみます。
実際の学習時間
学習時間については、思った以上に時間がとれず、本試験会場に向かう電車も含めて合計17時間でした。
過去問は、試験の1週間前の本屋さんで見てみましたが、今から過去問を反復するよりは、テキスト読みを重視しようと判断し、過去問はテキストに掲載されている分しかやりませんでした。
テキスト読みは、通しで1回、そのあとは重要なところだけ1回の計2回でした。
試験勉強としてはこれだけでしたが、仕事で厚生労働省の指針を読んでいたので、それが勉強の基礎になっていたかもしれません。
◆私が読んでいた指針
ここの、
・上から1つめ(職場における心の健康づくり~労働者の心の健康の保持増進のための指針~)と、
・3つめ目(心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き~メンタルヘルス対策における職場復帰支援~)を熟読していました。
また、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種は、同じく2週間で合格できたという方もいますし、ユーキャンでは4か月が標準学習時間とされていましたので、個人差があるのかもしれませんね(^^)
試験の結果
そして、先日試験の結果がWEB照会できまして、無事に合格できていました…!
よかった…(ノД`)・゜・。
点数は、100点中94点ということで、70点以上クリアです!
う、うれしい(ノД`)・゜・。
ちなみに、合格率は56.5%ということでした。
実は、前日には試験行くのやめようかな…(根性なし)とかいろいろ考えていたのですが、当日はTwitterのみなさんにたくさん励ましていただきました。
本当にありがとうございました(ノД`)・゜・。
↓当日会場に向かう電車でのツイート…。ほんとにビビり…。
うまくプレビューがでませんが、クリックするとわたしのビビりとみなさんのやさしさがわかります…。
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種については、今後受験を検討したい人のために、申し込みや、使ったテキスト、会場での様子、勉強してみてどうだったかなど、全体の流れがわかるように、単体でひとつの記事にまとめたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました(^^)
まとめ
- 9フレームと出会って初めて資格試験を受けてみた
- 勉強前に自分のビジョン・目標・夢を言ってから始める
- どんな脳の状態にしたのか(暗記したのか・理解したいのか)を意識して勉強→振り返る
- 勉強中はとにかくボジティブな声掛けを自分にする(心の中に板垣先生を)
- 勉強後はひとこと感想を書いて、心の状態をみる
- 無事に合格できました…!感謝!