社労士合格に大切なこと⑦模試はいつ受ける?どこの資格学校を選ぶ?※2021/5/30更新

社労士試験

こんにちは、社労士試験を4回受けて、2018年にやっと合格できた(泣)11ぴきのぺんきんです。

この記事を書いているのは5月中旬なので、

「そろそろ模試を申し込もうかな~」

「でもいつ、どこの会社で受験しよう…。」

と悩む人もでてくるのではないでしょうか。

今回はそんな受験生に向けて、少しでも参考になればということで、記事を書きます。

それでは始めます!

自分の受験生時代にどのように模試を受けていたか

以前書いた、「社労士合格に大切なこと②模試は受けたほうがいい?」の記事では、

私の受験生時代の模試の経験と、私が考える模試を受けることのメリット・デメリットについてまとめました。

・記事はこちらです↓

記事を読んでいない方にむけて、模試の経験をざっくりまとめます。

・2015年…8月に入ってTACの模試市販本。(問題は2回分掲載あり)

(ほかの学習は謎の通信スクール)

・2016年…7月下旬にフォーサイトの模試を受験

(ほかの学習もフォーサイト。模試はコース内パック)

・2017年…7月下旬にTACの模試市販本で自宅受験。

(ほかの学習は山ヨビ)

・2018年…資格の大原で6~7月にかけて3回受験

(ほかの学習も大原。模試はコース内パック)

…と、このような形でした。

2016年・2018年については、コースのパックに模試が入っていたので、模試を選ぶということはありませんでした。

2015年・2017年については、通信コースに模試が入っていないものを選んだので、模試は市販本で済ませました。

当時はあまり調べず、市販の模試本で済ませていましたが、

多くの資格学校では、模試だけを申し込むことができて、しかもそこまで高価ではありません。

なので、資格学校の模試だけ利用するというのも、選択肢としては「とてもアリ」だと思っています。

(その当時の自分に会えたら、「ちゃんと検討しなよ~」と言いたいです。泣)

模試を受けることのメリット・デメリットのおさらい

さきほど、紹介した記事にも書きましたが、模試を受けるメリットはたくさんあります。

この記事でも、模試を受けるメリット・デメリットをおさらいしてみます。

模試を受けるメリット

まずは、メリットからおさらいしてみます。

  1. 本試験当日のリハーサルができる(前日の寝る時間、朝起きる時間など)
  2. 長時間の試験を体験できる
  3. 本試験にむけての自分なりの作戦を試せる
  4. 白書や法改正など、その年のトレンドや予想される傾向がわかる
  5. 過去問以外を解く経験ができる
  6. 難問奇問があるということを体験できる(華麗にスルーする)

おお!やっぱりたくさんあります。

やっぱり模試は受けておいたほうがお得そうです(^^)

模試を受けるデメリット

次は、デメリットもおさらいしてみます。

  1. 結果をみて自信がなくなる、とにかく焦る
  2. 模試で一日時間がとられ、かつ復習する時間が結構かかる

デメリットは、メリットに比べて少ないですね。

でも、このデメリットが模試を検討する上で、とっても大事なんです。

模試はいつ受けたらいいの?

1回目の模試を受験する時期が一番大事

私が4回社労士受験をしてみて、模試を受けるうえで最大のポイントは、「受ける時期」だと思っています。

なぜなら、不合格だった年は、7月下旬から8月に入ってから1回目の模試を受けました。

その結果どうなったか。

「できない問題が多い」「復習する時間がない!」と、めちゃくちゃ焦りました。

まさに模試のデメリットそのままです。

合格した年は、6月下旬には1回目の模試(大原の中間模試)を受けました。

6月下旬だったので、結果が悪くても、「まだ2か月ある!」と思えたし、復習のための学習計画を見直すこともできたので、全然気持ちが違いました。

なので、私は6月下旬ごろまでには、1回目の模試を受けておくことをオススメします。

1回目の模試までに終わらせておきたいこと

1回目の模試を受ける6月下旬までに終わらせておきたいこと、

それはとにもかくにも、全科目1回転です。

もし6月下旬までに全科目1回転できていなければ、今やっている勉強のなにかを飛ばしてても全科目1回転させ、模試を受けたほうがいいと、私は思います。

ちなみに私は合格した年、選択式の過去問はほとんど手がつけられず択一式も重要問題(A)しかほとんどできませんでした。

社労士試験はやろうと思えば、いくらでもやりたいことがてでくる試験です。

でも、それと同時に、忘却との戦いでもある試験です。

なので、学習が遅れがちな場合は学習計画を見直してみることも重要だと思います。

学習計画については、以前こちら↓の記事で書きましたので、よかったら参考にしてください(^^)

模試は何回受けたほうがいい?

つぎに、「模試は何回受けたらいいのか?」というのも、悩むポイントだと思います。

私も、以前の記事で各社の模試を調べたときに、

「こんなにも資格学校で時期や回数って違うんだ…。」と改めて驚きました。

まず、私の受験生時代の模試受験回数を振りかえってみます。

  • 2015年…TACの模試市販本で2回。どちらも自宅受験
  • 2016年…フォーサイトの模試を自宅で1回受験。自宅受験。
  • 2017年…7月下旬にTACの模試市販本で2回。どちらも自宅受験
  • 2018年…資格の大原で6~7月にかけて3回受験。いずれも自宅受験

と、このようなかんじです。

つまりは、複数回受験した年と、1回しか受験しない年がありますね。

私は、回数は受ける時期と切っても切り離せない関係だと思っています。

なぜなら、回数を多く受験したとしても、その復習ができなければ、気持ちが焦るだけで、デメリットのほうが大きくなると思うからです。

もし、模試を検討している時点で、すでに合格圏内にいる実感がある方は、予想問題として何回も受験するのはもちろん問題ないと思います。

しかし、私のような受験生は、理想としては1回目は7月上旬に1回目、7月下旬頃に2回目、合計2回受けることをオススメします。

もしそれが無理そうなら、7月上旬に1回受けるでもOKです。

2回をオススメする理由は、2回受けると、1回目より試験に慣れている自分に気づき、自信をもてるからです。

そのときの模試の難易度によって、必ずしも2回目が点数が伸びるとは限りませんが、「慣れ」いう点では確実にレベルアップしているはずです。

どこの資格学校で模試を受けたらいい?

模試単独コースの情報を探すのに時間がかかった…

独学で勉強している人や、模試が学習教材のコースに入っていない人は、「どこの資格学校で受けるのか」も悩ましいですよね。

今回このブログを書くにあたり、各資格学校さんの模試のページを探してみましたが、なかなか全てのほしい情報に一発ではたどりつけず…。

という訳で、今回はできるだけ受験生のみなさんが、情報収集に時間をかけなくていいよう、

この大手資格学校の3社の情報をまとめてみました

・今回比較した資格学校はこちらです。

  • TAC
  • LEC
  • 資格の大原

そして、今回は自宅受験についてまとめてみます!

どんな情報があると比較しやすいか

私がもし社労士受験生だったら、選ぶときに知りたいのはこんな項目です

  • いつ模試が受けられるのか+模試の解説がいつ視聴できるのか
  • 解説動画がわかりやすいか
  • ほかの特徴は?
  • 費用はいくらか

特に、「時期」と「解説動画がわかりやすいか」は、私にとってかなり重要です。

模試以外の講座を選ぶときにも、候補の学校の動画を講義視聴して、自分がわかりやすい、聞きやすい先生の講義を選びました。

なので、このあたりを中心に調べてみました。

各種資格学校模試情報まとめ ※2021/5/30現在

TAC

まずは、模試の最大手、TACです。

TACは模試単独の情報が一番探しやすかったです。

TACの模試は、中間模試、公開模試の計2回です。

模試・解説動画の配信時期 

・中間模試…6/8申込締切、6/17教材発送、解答は6/29までに必着、解答解説は6/30から

・公開模試…6/28申込期限、7/9教材発送、解答は7/20までに必着、解答解説は7/21から

解説動画担当講師、サンプル動画

TACについては、解説動画を誰が担当するかということは記載がありませんでした。

模試ではありませんが、ほかの講義のサンプル動画がありますので、こちらに掲載しておきます。

動画一覧|社会保険労務士|資格の学校TAC[タック]
資格の学校TACが提供する社会保険労務士講座の説明会・体験受講等の動画のご紹介ページです。社会保険労務士試験合格に役立つ最新情報を多数掲載しています。
そのほか特徴

ホームページにはこのようなことが記載されています。

  • 厳選された良問を提供(実施時期における「今覚えておくべき」問題を精査)
  • 需要ポイント抑えた解答解説(わかりにくいところは図表をつかう)
  • WEB上でスピード掲載!個人別成績表(弱点・復習すべき点がわかる)
  • WEB上でスピード掲載!正確な分析資料(圧倒的に受験者が多い。そのデータを元に傾向をつかむ)
  • 模試受験後も役立つ!充実のオリジナル特典(選択式予想問題①②、ポイントチェック&メッセージ等)

詳しくは、こちらの公式サイトをご覧ください。

勝利の全国模試シリーズ | 社会保険労務士 |資格の学校TAC[タック]
資格の学校TACが提供する社会保険労務士講座の勝利の全国模試シリーズのご紹介ページです。社会保険労務士試験合格に役立つ最新情報を多数掲載しています。
費用

模試を1個で申し込むと、4,700円、2つセットで申し込むと8,200円です。

セットだと1200円おトクです(^^)

LEC

次は、LECです。

LECの模試は、全部あわせると4回あります!盛りだくさんですね。

模試・解説動画の配信時期

LECは、教材発送日と、解説動画配信日が同じ日です。(ファイナル模試のみ発送日は7/27)

問題を解いて、すぐ解答解説が聞けるのはいいですね。(ファイナル模試は解説無し)

スケジュールは、以下のとおりです。

①5/10~6/1、②6/7~6/29③7/5~7/27、④(ファイナル)7/26~8/10

解説動画担当講師、サンプル動画

TACの模試の解説は、労働編は澤井清治先生、社保編は椛島克彦先生です。

・澤井先生の2019年版の模試の解説動画はこちらです

直前対策<第1回講義冒頭30分特別公開> 全日本公開模試(2019年版)澤井清治講師

・椛島先生は、模試の解説はありませんでしたが、ほかの講義解説がありました。

2020年社労士試験超直前!LECファイナル模試「こう解く」レクチャー! 椛島克彦
そのほか特徴

公式サイトには、このような特徴があげられています。

  • “効率の良い復習”を可能とする3つの受験特典(頻出直前ポイントチェック、問題解説がセットになった別冊、選択式予想問題集)
  •  的中実績多数の”適切なレベル設定”
  • 模試は熱いうちに打て!!LEC模試受講生特別応援企画(各回、労働編2.5時間(澤井清治講師収録)+社保編2.5時間(椛島克彦講師収録)=5時間の解説動画がついてくる)

詳しくは公式サイトをご覧ください。

2021年全日本社労士公開模試【会場受験】 -社会保険労務士-LEC オンラインショップ
費用

LECは、WEBで解説を見るか、DVDで見るかで値段が違います。

WEB版は、公開模試3回+ファイナル模試セットで7,200円です。

公開模試3回セットでは5,100円ですが、LECで受講するのが初めてだと初めて割で3,000円になります。

公開模試を1回分だけ買うと、2,100円なので、初めて割はかなりおトクですね(^^)

資格の大原

最後に、私が唯一実際に模試を受けたことがある資格の大原です!

資格の大原は、2021年は2回模試があります。

模試・解説動画の配信時期

大原については、実施日についてはこちらです。

①6/30申込締切→6/24資料発送→6/28解説配信→解答送付期限8/2必着

②7/21申込締切→7/15資料発送→7/19解説動画→解答送付期限8/2必着

・開催日情報はこちらに掲載があります↓

2021年全日本社労士公開模試【会場受験】 -社会保険労務士-LEC オンラインショップ
解説動画担当講師、サンプル動画

解説講師については、大原人気講師による解説講義としか記載がありませんが、きっと社労士24の金沢先生でしょう!

・金沢先による昨年の模試講義解説動画の一部です

【社労士試験】遺族厚生年金の停止他【2020全統1解説】
【社労士試験】種別の変更のまとめ他【2020全統1解説】
【社労士試験】〇〇認定シリーズ他【2020全統模試2解説】
そのほか特徴

公式サイトでは、このような特徴があげられています。

  • 質の高い本試験レベルの予想問題
  • 選択肢ごとに解説のついた充実の解答解説冊子
  • 大原人気講師による解説講義をWEB配信
  • 全国の会場で多くの受験生が利用!全国ランキング

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

社会保険労務士 コースリスト | 資格の大原 社会人講座 (o-hara.jp)

費用

模試1つで4,000円、セットで6,000円です。

セットだと2,000円おトクです!

比較してみてどう思ったか

こうしてみてみると、私は特典についてはあまり大差がないのかなと感じます。

やはり3社とも大手なので、解説・成績表などはちゃんとありますし、直前ポイントまとめなどがあることも同様です。

そうすると、私なりの結論は、

  • とにかくたくさん模試をできるだけ安く受けたいTAC
  • 人気講師の解説・神まとめをみたい→大原

と、考えます。

最後に

もちろん模試を受けるか受けないか、受けるとしたらどの会社にするかの、正解はないです。

なので、周りの意見は参考程度にして、あとは自分の道をつきすすむのが一番です(^^)

少しでも参考になるところがあればうれしいです。

応援しています!

まとめ

  • 模試はできるだけ受けてみよう
  • できれば7月上旬には受けてみよう
  • 模試前に全科目1回転を目指そう
  • 資格学校で模試だけ申し込める
  • 選び方は人それぞれ、自分で一番いいと思えるものを選ぼう

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