9フレーム中の人の超人的学習法は、社労士合格へのヒントが濃縮されている

社労士試験

「社労士(択一式)試験を『1時間』で解く学習法」…マジ!?

こんにちは。社労士試験4回目にして、平成30年にやっと合格できた11ぴきのぺんぎんです。

今回は、9フレーム中の人の、超人的(変人的ともいう)勉強法について記事にしていきたいと思います。

※動画のネタバレを含みますので、まだ視聴してない方は、視聴したあとに見てください

9フレーム中の人は、今ままでも、多くのみなさんが耳を疑うような超人的エピソードをツイートしてくださっています。

こんなエピソードを聞くと、自分とは違う世界の超人と思いますよね…。

でも、中の人の今までの9フレーム講演を聞くと、決してずっと昔から超人だったわけではなく、元々は私たちと同じ「ただの人」だったことがかわかるし、誠実なお人柄が伝わってくるので、超人エピソードも腑に落ちるのです。

◆9フレームってなに?中の人ってどんな人なの?と気になった方はこちらの過去記事をどうぞ(^^)

でも、やっぱり、超人の学習法って気になりますよね…。

そんな中、中の人からこんなツイートが…。

ご自身でも変人すぎてためらうってどういうことよ(゚∀゚) 

ますます気になるじゃないですか!!

そしてある日、中の人から、こんな衝撃的な予告ツイートが流れてきました。

あの地獄の3時間半の択一式を1時間で解くだってー!?(゚Д゚;)

いやいや、さすがにないでしょ!意味がわかりません!!となりました…。

そして、実際にこんなツイート&youtubeが公開されました。

私はこの動画を21日の朝に見たのですが、それより前にTwitterで視聴された方の感想がタイムラインに流れてきたのですが、

「すごい!おもしろい!」

という人もいれば、、

「変人すぎてとてもマネできない…。別世界の人だ…。」

というツイートもみかけました。

今ならどちらの気持ちもわかります…。

では、次に、私が実際に動画を視聴して、どう思ったのかを書いていきます。

マネはできないけど、合格に大事なことが濃縮されている!

動画を見てまず思ったのは、やっぱり中の人は超人であり、すごすぎる…!ということです。

ネタバレになってしまいますが、中の人は2019年の社労士試験を、2019年の6月から勉強を始めて惜しくも不合格、そしてその翌年も2020年6月に勉強を開始して、見事3か月で合格されています。

これだけ聞くと、

「まじで私の4年間なんだったのか…、時を戻したい…」

と思ってしまいそうですが( ;∀;)中の人は9フレームを繰り返し、脳・心を自分で動かす超人ですから、そこからヒントを…!と思って動画を視聴し続けました。

そうしたことろ、3か月で社労士合格、択一式を1時間で解くなど、超人的なエピソードの裏で、社労士試験合格への基本であり大事なことを伝えてくれていると感じました。

そう感じたときのツイートがこちらです↓

では、具体的にどこがそう感じたかということを書いていきたいと思います。

動画からわかる社労士試験合格に大切なこと

なにより基本問題が大事

まずは、社労士試験合格には、なにより基本問題が大切ということです。

中の人は、使った教材はこの3つだけだそうです。

  1. 社労士24・テキスト
  2. 読めばわかる!社労士テキスト
  3. 解けばわかる!社労士テキスト

中の人は、資格試験で合格を目指す場合は、資格の大原のテキストに限らず、ある程度の販売部数がある参考書の中で、一番薄いものを購入するそうです。

それは、薄ければ薄いほど、情報量を絞った、基本が徹底的に書かれたものだと考えているからだそうです。

この読めわかは、基本が徹底的に書かれているので、これを2回転し、解けわかを1回転半したそうです。

これを、聞いた時に、私は中の人は、とにかく合格するために、基本的なことを暗記する、ここに全力を傾けたのだと感じました。

中の人は、短期間で「合格」という目的を成し遂げるためには、理解より暗記だと過去におっしゃっています。↓

私も、社労士試験においては、とにかく基本問題が大事と考えていたので、ここは一つ目の共感ポイントでした。

◆私が「基本問題だけで本当に合格できるのか」を、自分の過去の本試験の点数をさらしながら執念で分析した記事がこちらです↓

回転数を増やして忘却を防ぐ

次に、中の人は、3か月の間で「社労士24を10回転以上」したとおっしゃっています。

これも、社労士試験で大切な、忘却を防ぐという重要ポイントです。

社労士試験のしんどいところは、

「受験科目が10科目もあり、10科目目を終えたころには、1科目の内容を忘れてしまう

「科目の回転数が増えていくと、似たような論点がごちゃごちゃになる

という点があります。

だからこそ、私の場合は限られた期間の中で回転できるよう(私の場合は6回転でした)計画したり、忘れないようまとめノートを作ったりしました。

でも、最強ツール社労士24を短期間で15回転すれば、本試験時にはかなり記憶に残っていただろうなと感じました。

◆私がどんなペースで本試験までに回転数を重ねたかを書いた過去記事がこちらです↓

◆忘却させないためにつくった、まとめノートの作り方について書いた記事はこちらです

◆忘却させない最強ツール、社労士24について書いた記事はこちらです

試験当日はメンタルの安定が実力発揮につながる

次に、多分これが中の人最強の理由、本試験当日のメンタルの安定です。

中の人は、自分の心を自分で動かすプロ、そして資格試験を受験するプロです。

そしてなにより、社労士の合格を成長の一過程としてるため、そこに気負いがありません。

中の人も、今までたくさんの不合格を経験されていますが、成長に意義があること、ここに視点をあわせて心を創っているのです。

これを自分の場合で考えてみると、やはり私は3回不合格後の4回目の試験だったので、もう落ちたくないという気持ちがありました。

なので、中の人のように、不合格でも成長のためと割り切って試験を受けることはできなかったと思います。

でも、合格した年が、一番本試験の日の気持ちが安定していたことは事実です

それはなぜかというと、なんのことはない、3回経験したからです。笑

4回目ともなると、受験生としてもベテランの風格で、1回目にびびっていたことも、

「そうそう、そうなのよね~。」と予想できているので、アワアワしなくてよかったのです。

そして、なぜか「今年は受かるかもしれない…!」という謎の自信があり、本試験会場に入る前に試験会場の立て看板の写真を撮ったりしていました。

きっと社労士受験生のみなさんの中には、実力は申し分ないという方もたくさんいらっしゃると思います。

なので、本試験の日に、少しでも不安を抑え(もちろんゼロにするのは難しいです)、ワクワクした気持ちを前に出し持っている実力を存分に発揮できるか、ここに中の人がおっしゃる「心創り」の重要性があるような気がします。

◆合格した年の本試験の一日をレポートした過去記事はこちらです

択一式3時間半、集中できる時間は限られている=体力の温存大事

そして、最後に、今回目からウロコだったのは、衝撃を受けた「択一式を1時間で解く」その理由です。

中の人は、択一を1時間で解き、そのあと2週目にもう一時間かけ、そしてマークシートの記入に誤りがないか確認し、会場を出たそうです。

中の人が、択一式を合計2時間で解こうと思った背景には、そのあとに仕事があったということもあったようですが、この方法を試してみたいという気持ちもあったそうです。

では、なぜ択一式をまず1時間で解く必要があるのでしょうか。

一つ目は、maxの集中力がもつのが1時間ぐらいであることを自覚していたこと、そしてまずは全科目をできるだけ早く目を通し、「初めまして」の状態を終わらす、この2点が目的です。

中の人は、「初対面の人と会うと、緊張して思わぬことをいってしまったり、変な行動をしてしまうことがあるけれど、2回目に会うときは落ち着いて話せる。」これを本試験の問題に置き換えるそうです。

択一3時間半は、本当に地獄です。

後半は頭ももうろうとしてくるし、目がすべりまくります。

ましてや、緊張でガチガチになった状態で、時間がなくなってきて、焦った状態で問題に対峙した場合、より目がすべりまくるし、ちょっとしたパニックです。

そこで、まずは全部の問題をさらっととおして、初対面の状態を終わらせ、落ち着いた頭と心で、2回転目に入っていくと、精神的な楽さ加減が全然違うので、1回転目より格段に頭に入ってくるそうです。

これはなるほどな~と思いました。

私は、とにかく体力を温存するために、個数問題はとばす、計算問題も飛ばすと決めて、とにかく基本問題を確実にとりにいく作戦をとりましたが、とにかく限られた体力をどう使うかということは、択一式においてはかなり重要なのかもしれません。

◆私がどうやって択一式を解いていったかを書いた過去記事はこちらです

マネはしなくていい!でも、もしかしたらヒントがあるかも

以上が、私が感じた、この動画で感じた「社労士試験合格に大切なこと」です。

もちろん中の人も、自分の学習法をオススメしているわけではないです。

普通の人だったら、3か月、そしてこの教材で合格するなんて、かなり限られた人だけだと思います。

それより、中の人が伝えたかったことは、「社労士合格」のために、自分は何をしたらいいかといいう自分の最適解を見つけ、それを信じて実践していくことの大切さなのではないかと思うのです。

より多くの人の合格してほしい。

ただ、そのルートも方法も、それは人によって違うし、同じ人であっても、勉強の習熟度によっても変わってくるかもしれません。

大切なことは、今の自分にどんな学習が必要が自分で考え、それを信じて突き進むことなのではないでしょうか。

そして、「基本」を大切に、回転数を増やし「忘却を防止」し、本試験はできるだけ不安に飲まれず、「ワクワクした気持ち」で望み、択一式は「いかに体力を温存させるか」を考え、実行する。

これだけでも、超人(変人)中の人のように、結果が残せるかもしれません(^^)

受験生のみなさんも、中の人も、これからも微力ながら、応援しています。

まとめ

  • 中の人の勉強法は超人的過ぎて同じようにはできない!
  • でも、その中にはマネできる大切な要素がつまっている
  • 基本、反復、心を創って、択一はとにかく体力温存
  • 中の人は、とにかく「合格」を狙ったメソッドを日々考えていてくれている
  • 自分が今必要な勉強はなにか、たまに振り返ってみてもいいかもしれません
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