合格発表について、自分が何を書けるのか考えてみた
こんにちは。
社労士試験4回目にして、平成30年にやっと合格できた11ぴきのぺんぎんです。
今この記事を書いているのは、2020年11月5日(木)。
2020年の社労士試験合格発表の前日です。
いままで社労士試験関連の記事をおおよそ20近く書いてきましたが、今回、合格発表について記事を書くか、自分に何が書けるのか、直前まで自問自答を繰り返しました。
今、自己採点をして合格確実の方、その反対で残念ながら不合格だとわかっている方、救済待ちの方、いろんな状況の方がいらっしゃると思います。
そんな、いろんな状況にある社労士受験生のみなさんに、あくまで自分が今、何を伝えられるか、伝えたいかを考え、記事にしました。
読みたくない方、読んでいてつらくなる方は、どんどん記事を飛ばしてください。
最後のほうに、一番伝えたかった気持ちが書いてあります。
それでは、記事に入ります!
社労士試験・合格発表の確認方法
まずは、合否の確認方法について、簡単にふれておきます。
合否のの確認方法は、以下の3つがあります。
- インターネット版官報(8:30~)
- 社会保険労務士試験センター ホームページ(9:30~)
- 厚生労働省 ホームページ(10:00頃?)
こちらの具体的な内容は、私がブログで書くよりも、資格の大原時間の達人のサイトと、社労士試験合格の架け橋さんのサイトがとてもわかりやすいので、そちらのリンクを置かせていただきます。
こちらの二つのサイトを読むと、
「合格しているかだけ早く知りたい!!」という方には、8:30にインターネット官報↓で番号を探すこと、
救済の科目を知りたい場合は9:30に社会保険労務士試験センターホームページで合格基準点を確認
というかんじですかね(^^)
◆資格の大原 時間の達人 (令和2年版サイト)
このリンクから確認するのが確実で早いです!!
官報は「号外」を見つけること、番号の探し方のコツなども説明してくださっているので、官報で合格を確認したい方は一度読んでおくといいと思います(^^)
◆社労士試験 合格の架け橋 (2019年版サイト)
サイトは2019年版のものですが、3つの方法の違いがわかりやすいのでおススメです!
それでは、次に実際の私の、不合格だった年・合格した年にどのように過ごしていたかを書いていきたいと思います。
自分の不合格の年、合格の年にどうしていたか
不合格の年
不合格の年は、すでに自己採点で択一式の基準点割れをしていることが分かっていた(すなわち救済でも合格しない)ので、合格発表の日はなんにも意識することなく過ごしていました。
そして、予想通り、不合格のハガキが郵送で届き、「ですよね…。」という感じですぐにしまう、という感じでした。
なんにも参考になることがなくてすみません…。
私は救済待ちがなかったので、ある意味不合格の年はハラハラしませんでしたが、選択式の救済待ちや、択一が合格基準点ギリギリのラインの方の心労は、本当に想像するだけで胃が痛くなる思いです…。
合格の年
冒頭にも書いたとおり、私は平成30年の社労士試験で、受験4回目にしてやっと合格できました。
この年は、自己採点で基準点割れがなく、マークミスさえなければ合格しているという状況でした。
しかし、択一の国年が基準点ギリギリの4点だったため、試験の際にマークミスがないか何度も確認したものの、それでもマークミスがないか不安でした。
そして、いよいよ迎えた当日の朝。
私は社労士試験を受験していることは、社労士試験をすすめてくれた労務ワーカーでない元上司と、勤務先の顧問の社労士の先生と、家族、そして一部の友人にしか話していませんでした。(今でもそうです)
その日は勤務日だったので、こっそり会議室を予約し、8:30すぎにスマホでインターネット官報を確認しました。
番号があったときは、本当に感無量で、「やっとこの瞬間にたどりつけた…」と胸がいっぱいになりました。
そして、すぐに社労士試験をすすめてくれた元上司に(こっそり)報告し、元上司も本当に喜んでくれました。
そして、私の社労士受験をずっと応援してくれていた、顧問の社労士の先生に、メールでご報告しました。
タイトルを「結果のご報告」にしてメールをしてしまったので、先生からの返信には、
「メールを開ける手が震えました…。そして合格と聞いて涙がでました。」
と書かれていました。
た、たしかに、におわせてしまったタイトル…(-_-;)
でも、こんな私の合否を自分ごとに考えてくださったなんて、本当にありがたくて、私も泣いてしまいました…。
合格発表後について
合格発表後、転職や、社労士登録をしたかというと私は一切していません。
そして、相変わらず、会社でも社労士合格したことを、ほかの人にも話をしていません。
社労士登録については、顧問の社労士の先生にも相談し、今の状況でも労務ワーカーを続けらえれていること、勤務先ではもし合格を伝えたとしても、あまりよくとられないであろうこと(そんな風土です…)などをふまえての選択です。
ここについては、いろんなタイミングでどうしようかな…と考えるときはあります。
でも、きっと「ここだ!」というタイミングがくると思うので、今はこの労務ワーカーという立場でできることやっていこうと考えています。
もし合格後にどんな書類が届くのか、開業登録ってどのようにすればいいか知りたい方は、kikiさんのブログ↓がオススメです(^^)
合格発表とSNS
私は不合格だった年は、Twitterはやっておらず、合格した年は自分ではつぶやかず、見る専門でした。
なので、不合格だった年に合格した方のツイートをみることもなかったですし、合格した年に「合格しました!」ツイートもしませんでした。
今、いろんな受験生が励ましあって勉強しているのを見ると、ほんとにTwitterは素晴らしいと思いますし、私も日々日々支えられています。
ただ、自分が受験生だったときに、この合格発表時期に素直にTwitterができていたかというと、多分私はきっと素直には見れなかったと思います。
そして、そんな自分の心の狭さに、きっとうんざりしていたと思います。
今は、合格者であり、現役受験生でないからこそ、別の視点でおめでとう!!って心から伝えられます。
でも、なかなか「おめでとう」って伝えられない受験生の気持ちも、痛いほどわかるのです…。
だって、合格者のみなさんと同じように、めちゃめちゃがんばったんですよ。
たくさんの時間と、たくさんの支えと、いろんな日常の中で、なんとか本試験までがんばったんです…。
だから、そんなときは、少しそっとほら穴(いつも自分の中ではこんなイメージです。ほら穴に入るクマのイメージ)にしばらく入っていてもいいと思うのです…。
◆SNSについて書いた過去記事はこちらです
誰とも同じでなくていい、自分の気持ちを大切に
今回の記事で一番いいたかったことは、ここです。
私が4年間もの時間をかけて社労士試験の勉強をして、かつ合格したのに社内で言わないことは、決して王道ではありませんし、「言えばいいじゃん!」って思う方がいることも承知してます。
受験をすることも、「宣言したらモチベーションがあがるし、応援してもらえる!」ということも本当にそうだと思います。
それは私が日々Twitterを見ているから、とってもよくわかります。
でも、今回メンタルヘルスマネジメント検定に挑戦してみてわかりましたが、私はあまりそれができません。
受験することを宣言することで、勝手に自分にプレッシャーがかかるんです…。
プライドが高くて、いいかっこがしたいんだなぁ…という自分によくよく気づきました。
でも、「これも自分なんだ」とつくづく思いました。
なので、私がいいたいのは、どんな向き合いかたでも、人それぞれでいいんじゃないかということです。
合格ツイートをするもよし、それをみないのもよし、おめでとうっていうのもよし、言えないのもよし。
ただ、自分と違うものを否定することもないと思うのです。
そんなときは、見ない。そっとしておく。がいいんじゃないかな…。
そんなことを書きたくて、この記事を書きました。
あまり役に立てる記事にはならなったかもしれませんが、応援しています。
まとめ
- 社労士試験の合格発表で一番早いのはインターネット官報
- 合格発表への向き合い方はひとそれぞれ
- みんなちがってみんなヨシ!!