今の時代の社労士受験生にとって、SNSは身近な存在です。
ただ、身近な存在なだけに、
- SNSを見ていると、自分の勉強法が間違っているんじゃないかと不安になる…
- SNSをみていると、自分の勉強量が足りないんじゃないかと焦る…
と、いう方も多いのではないでしょうか。
4回社労士試験を受験してみて、私もそういうタイプだという自覚があります…。
そこで今回は、社労士受験生とSNS(主にツイッター)について考えてみたいと思います。
社労士受験前のSNSとのかかわり方
では、まずはじめに、私が社労士受験前に、SNSとどうかかわってきたのかを振り返ってみます。
人と比べて気持ちが病む…SNSむいていないぁ
私がSNSというものに初めて関わったのが、mixiです。
mixiなんて聞いたことない…という方向けにざっくり説明します。
mixiとは、
- 日記を書く(ブログのようなもの)
- コミュニティがつくれる(例:社労士受験生コミュ)
- マイミク(ツイッターでいうとフォロワーみたいなもの)
などの機能があるSNSです。
まず、前提として、私は基本的にリアル友達とSNSでは繋がりたくない派です。
なぜならはずかしいから。笑
なので、必然的にmixiで仲良くなるのは、同じ音楽や作家さんが好きな会ったことがない人たちでした。
始めは好きなものをいいよね!って話せるのが嬉しいし、マイミクさんの日記を読むのもすっごく楽しかったんです。
でもmixiに深く入り込み、アクセスする時間が増えるとと、だんだんこんな気持ちが自分の中に生まれてきました。
「自分はなにもしていないのに○○さんはあんなにいろんなことをしている…。自分はなんてだめなんだ…」
…はじめは楽しかったSNSで、気持ちが病んでいる自分に気づいたんです。
そこで気づきました。自分はSNS向いていないと。
そこでmixiは辞め、その後SNSとは、ほとんど関わらない生活を送りました。
社労士受験生時代のSNS
SNSとは距離を置いた生活をしていた私ですが、
社労士受験をするにあたり、いくつかのSNSと関わることになりました。
Studyplus(学習記録アプリ)
まずはStudyplusというアプリです。
このアプリは、
「なにか学習記録をスマホのアプリでできないかな?」
と探していて、見つけたものです。
実はこのアプリにもフォロー、フォロワーという機能がついているため、今回はSNSとして紹介します。
フォロワーさんの勉強時間を見て焦る
このころはツイッターもやっていなかったので、社労士受験生仲間は誰もいませんでした。
なので、StudyPlus同じ社労士受験生がいるのが嬉しくて、フォローされたら私もフォローしていました。
そうすると、フォローした人の学習記録と、目標時間達成状況がタイムラインに流れてきます。
そうすると、また自分の中で焦りが生まれて、「○○さんは▲時間勉強しているのに自分は…」となる訳です。
つくづく自分はSNS向いていないな…、と思いました。
という結論になり、次の年は使いませんでした。
いまでは熱心に(笑)つかっているツイッターですが、2018年の4回目(合格した年)から利用を開始しました。
社労士受験中は情報収集するのみで、自分でツイートすることは一切ありませんでした。
もちろん今のように、社労士試験の合格者の方や、受験生のみなさんと交流することもありませんでした。
とても有益な情報をたくさん得ることができた
社労士受験生当時は、社労士24のアカウントしかフォローしていませんでした。
以前の記事でも書きましたが、社労労士受験生としてツイッターを始めたのは、
社労士24のツイートをみたかったからです。
詳しくはこちらの記事です。↓
社労士24のアカウントは、そのためにツイッターのアカウントを作ったほうがいいと思うくらいオススメです。
そのくらい受験生にとって有益な神情報が流れてきます。
社労士24アカウントの魅力を書き出すと長くなってしまうので、できたらまた別記事で書きたいと思います。
※2020/5/6追記 記事かいてみました
念のため言っておきますが、私は資格の大原の関係者ではないので、ステマではありません。笑
受験生と交流しなかったので、人と比べることはなかった
社労士受験生と交流することもなかったので、例の「みんながんばってるのに自分は…」という自分のSNS病も発症することはありませんでした。笑
自分の性格上、自分でツイートせず、あくまで見るだけにしたのが、受験生時代はよかったと思っています。
社労士合格後のSNS
Twitterで新しい世界を知る
「はじめに」でも記事にしましたが、私は社労士合格後に、
- 社労士受験生に自分の4回の受験経験は、ほかの受験生にとって役にたつかもしれない
- 同じ労務ワーカーのみなさんが、どうやっていろんなことを乗り越えているか知りたい
という気持ちで、新しくアカウントを作りました。
そこで初めて、社労士受験生や、社労士合格者のみなさんとの交流が始まりました。
お互いに励ましあうことのすばらしさ
そこで知ったのは、
- ツイッター内でアドバイスや共感してくれる社労士試験の先輩
- 一緒に勉強しよう!と励ましあって勉強している(シャロ勉合宿など)受験生
の姿でした。
それって、すばらしい!!と思ったのです。
私はずっと通学ではなく通信で勉強していたので、
お互いに励ましあったりする人はいなかったですし、
社労士受験に関する情報は、
- 必死でインターネットで検索する
- 受講している資格学校からの情報を得る
この2択しかありませんでした。
そんな自分だからこそ思うのです。
独学や通信で頑張っている社労士受験生にとっては、ツイッターで交流できるってとても大きいことなのだと。
今の自分が社労士受験生だったとしたらSNSを使うか
合格後に知ったツイッターの世界をふまえたうえで、
もし自分が今社労士受験生も戻ったら、SNS(ツイッター)をどのように使うか考えてみます。
同じ社労士受験生のツイートで、がんばろう!と思えるか
自分がツイッターで、社労士受験生と交流するかは、
社労士受験生のツイートをみて、
- 「私も頑張ろう!」と思える
- 「自分はダメだ…」と思う
このどちらなのかを考えて、「自分ダメだ…」と思うことのほうが多ければ、きっと交流はやめます。
もちろん「私も頑張ろう!」と思えるようになれば◎ですが、人それぞれの性格もありますし、あまり無理に「そう思わなくちゃ…」って思う必要も私はないと思います。
なので、もし私が社労士受験生に戻ったとしたら、
みんなのツイートをみて「自分はダメだ…」と思うようであれば、かかわり方を見直す
というようにすると思います。
そして最後に、私のように「自分はダメだ…」と感じてしまう受験生のみなさんへオススメする方法を書きます。
なので、「私も頑張ろう!」と思える受験生には飛ばしてもらって大丈夫です☺
情報収集する!だけに専念するには
もし「社労士受験生の頑張っているツイートをみると焦ってしまう…」となってしまったら、
フォローするアカウントを限定することをオススメします。
社労士受験生という同じ立場にこだわることはなく、
- 自分に必要な情報をツイートしてくれる人
- ツイートを見て前向きな気持ちになれる人
などを選んでみるといいと思います。
ツイートをみて前向きになれる人で、私のオススメは、テストステロンさんです。
話題の筋肉体操が始まる前から、ずっと「筋肉は裏切らない」を言い続けてます。
そしてツイートがとにかくおもしろいし、よしやったろうじゃないか!と思えます。
筋トレをするかは別として…。
自分でツイートするか
自分のツイートへの反応が気になるのか
自分でツイートするかは、
- 自分のツイートへの反応が気になるのか
- 自分のツイートへの反応を確認するのにどのくらい時間をかけているのか
で判断するのがいいと思います。(自戒を含めて)
ツイートする目的は、
- 自分の学習記録を残すため
- 学習の習慣をつけるため
- 一緒に頑張っている受験生との交流
など、人によって違うと思います。
でも、自分のツイートへの反応(いいねやリプライなど)が気になって、
勉強時間が削られているとしたら、ちょっとツイッターとのかかわり方を考えてみたほうがいいかもしれません。
ツイートしなくても交流はできる
自分がツイートしなくても、こんな方法でも交流はできます。
- 自分がいいなとおもったツイートにいいねする
- すごく伝えたい気持ちがあるときだけ、そのツイートにリプライ(返信)をしてみる
- リツイートする(コメントつきでなくてもOK)
これだけでも、元ツイートした人は、結構嬉しいものではないでしょうか。
(私はとても嬉しいです)
また、そのリプライやリツイートをほかの方が反応してくれることもありますので、
そういう交流のしかたもありではないかと思います。
一番の目的は社労士合格
社労士受験生の最大の目的は「社労士試験に合格する!」です。
そのために、SNSを役に立つものにできるのか、邪魔するものになってしまうのかは、
「使う人しだい」ということになるのではないでしょうか。(当たり前のことですみません)
あくまでSNSはツール(道具)なので、できるだけツールにふりまされすぎないようにしたいと、自戒を込めて思っています。
SNSにかけている時間を確認してみる
「良薬」になっているか、「毒」なっているか「時間」でわかる
SNSが「良薬」か、「毒」かを判断するための大きな材料が、「かけている時間」です。
目的を達成するための本来の時間(勉強時間)<SNSにいる時間
となっているのであれば、それは「良薬」にはなっていないのかもしれません。
SNSをみている時間を管理する(ただしゆるめ)
今はスマホでも、SNSに使っている時間が管理できたり、制限できたりする機能が標準で搭載されているようです。
ただ、無理にその時間でやめなくてもいいと思うんです。
「設定時間になりましたよ~」って通知がきて、そこでハッとするだけでも違うかなと。
(私はiphoneなので、iphoneは通知がきたら「あとで再通知」か「無視」か選べます。)
参考までに、iphone、androidともに設定方法がわかりやすかったブログを紹介しておきますね。
私もSNSとのかかわり方は、まだまだうまくできていないので、これからも時々見直していきたいと思っています。
それでは、また~☺
まとめ
- SNSは使う人によって良薬にも毒にもなる
- 人と比べて落ち込みがちの人は注意が必要
- 社労士受験生にとって最大の目的は「社労士試験合格」
- まずは自分がSNSで関わっている時間を確認してみよう