資格の大原サマフェスとは?9フレームとは?
こんにちは。
社労士試験4回目にしてやっと合格でき、今は現役労務ワーカーの11ぴきのぺんぎんです。
今回は、資格の大原サマフェス内で開催された、9フレームのWEB講演について書いてみたいと思います。
資格の大原サマフェスとは?
資格の大原サマフェスとは、2020年8月8日に開催された、資格取得や就職に関するWebライブセミナーです。
すでにサマフェスは終わっていますが、今からでもこちらのURLからアーカイブ視聴の申込はできるみたいです(^^)
※アーカイブ視聴は 8/11 9:00からです
サマフェスでは、各種資格講座(社労士や公務員、簿記など)の説明ももちろんありましたが、
まずは、イタトーク・9フレームの講演がありました。
イタトークについては、今回の講演ではありませんが、以前の講演をこちらの記事でまとめてあります↓
イタトークの板垣先生はとっても魅力的な先生なので、サマフェスのイタトークについても今後まとめられたらいいな(^^)と思っています。
そして、9フレームについては、以前こちらの記事でまとめてあります↓
今回のサマフェスでの9フレームは、「自分を創る」ということがメインテーマでした。
私的に、覚えておきたいことがたくさんあったので、忘備録を兼ねて、記事にまとめてみたいと思います。
まだアーカイブになる前の、当日視聴しただけでの記事になりますので、わかりにくい部分もあるかと思いますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
では、さっそく記事に入りたいと思います!
なぜ9フレーム中の人は「自分」や「心」を創るのか
今回ご講演された、9フレーム中の著者である中の人(以下:中の人)は、鉄人・超人などと呼ばれており、少し人間離れしている(笑)と思っている方も多いのではないでしょうか。
中の人の超人ぶりが垣間見れるツイートがこちらです…↓
でも、中の人は、本人いわく、10年前はこのような人で、「ダメ人間」(あくまで本人談)だったそうです。
- メンタル弱小
- 努力もできない
- すべてに批判的・イライラしている
- 肩こり・腹痛・頭痛もしょっちゅう
- 花粉症
にわかには信じられませんが、どうやってそこから、今や超人といわれる今の中の人になったのか。
今回語られたのは、そのための9フレームメソッド、「自分の心は自分で創る」です。
「現実」が与えるインパクト<「受け取り方」が与えるインパクト
「仕事で嫌なことがあった…。」
「子供に怒ってしまった…。」
など、嫌なことがあると、そればっかり考えてしまって、頭が切り替えらないということが私はよくあります。
しかし、中の人は、
「現実」に起こっていることが自分に与える影響(インパクト)より、自分の「受け止め方」が自分に与える影響(インパクト)のほうが大きい
とおっしゃいます。
つまりは、同じことが起きたとしても、人によって受けるインパクトが違うということです。
私は、これとてもよくわかる…と思いました。
例えば、会社で嫌なことが同じように起きても、比較的サラッと流せたり、そのあとケロっとしていたりする人もいて、私はいつも「うらやましい…」と思っています。
でもそれは、自分次第で、現実のとらえ方、そしてそれが自分に与えるインパクトもコントロールできるということです。
では、なぜ私は自分でコントロールできていないのか、そしてどうやったらコントロールできるようになるのでしょうか。
誰かに自分の心を創られるのではなく、「自分で」自分の心を創る
中の人はいいます。
人間の本能は、生存するためにあるので、安全に生きるための情報が目に触れやすい。
つまりは、「不安をあおるもの」・「憎悪をあおるもの」というものは、安全に生きるための情報と思いやすいので、本能的に目に触れやすいと。
そうすると、必然的に世界は暗く感じてしまうそうです。
中の人は、マーケティングについても精通しているので、いろいろな広告をみていると、本当にそれが効果的に使われていることがよくわかるそうです。
つまりは、「自分」で心を創っていないと、簡単に「他人」に心を創られてしまうということです。
外の世界に振り回されず、「自分の心を創る」には?
では、どうやったら、「他人」に心を創られず、「自分」で心を創ることができるのでしょうか。
「自分」ではなく、「他人」に心を創られているとき=自分以外の人やモノに気持ちが振り回されてしまっているとき
と、考えてみます。
中の人は、そういう時は、「外の世界を見すぎている」状態だとおっしゃいます。
本来なら、「外の情報」と「自分の心」は50%ずつの状態にしておくのがいいそうです。
なので、もし自分の心が外の世界に振り回されていると感じたら、
「1~3秒、自分の心の動きだけに真剣に集中し、客観的に観察する」
これを実行します。
そうすると、人は同時に一つのことしかできないので、「外の世界」にひっぱられていた自分を少し引き戻せるそうです。
つまり、腹が立ってすぐにこぶしをふりかざすのではなく、そこで「自分の心の動きをみる」ということを挟んでいくと、
他人に心を動かされるのではなく、自分で心を動かせるようになっていくそうです。
実際にこの講義のあとに試してみたツイートがこちらです(^^)↓
よく、アンガーマネジメントで腹が立ったらその場を離れる、違うことをする、などいいますが、それがこれかーとちょっと腑に落ちました。
私はよく嫌なことがあると、「自分なんてダメだ…。なんで自分ばっかり…。」という気持ちがバーッと広がってしまいます。
でもこれは、自分の心をみているのではなく、どちらかというと自分の心にフタをして、しかもフタをした状態で、ずっとそれを見続けている状態なんではないか…と思いました。
今度からは、
「おー、外界にひっぱられてるぞー。今の自分の心のレポしよ…。あー、めっちゃイライラしてる…。」
と、自分の心の動きに集中する時間をつくってみたいと思います。
そして、自分の気持ちに集中できたら、以前Cチームのツイートで紹介されていた、これを少しの時間でもいいからやってみようと思います。
やっぱり呼吸を整えるって大事な気がします。
勉強=自分の世界を「楽しく」「広く」してくれるもの
中の人は、今英語を中心に8か国後(!)を勉強しているそうです。
勉強をしていくことで、英語で映画が観れるようになったり、電車でイタリア語を話している人がいたら「イタリア語だー!!」と思ってめちゃくちゃ楽しいそうです。
私はこれを聞いていて、もし自分だったら、きっと英語だけ勉強して、それを効果的に習得したいと考えるかも…と思って、こんなツイートをし、そして、中の人からこんなリプライをいただきました。
これを見て思ったのが、きっと中の人にとっての勉強は、何かを習得するためのものだけではなく、とにかく楽しくて、世界を広げるもの=レジャーなのだと。
今回の講演でも、中の人は、
「勉強することは、自分の世界を楽しくするものだ心を創ると、勉強は楽しくなる」
と、おっしゃっていました。
確かに、ちょっとかじった程度でも、すこしでもその世界近づいていると、同じニュースをみても、
「あ、コレはこうやって報道されてるけど、実際はこういう視点もあるんだよな…」
と、いつもより興味深くみれるということはないでしょうか。
つまり、
自分がもっと楽しみたい→勉強はそのためのの手段
というように心を創ってあるから、中の人は、みんなが驚くようなことを楽しみながら実行できるのだと思います。
つまりは、なにが「楽しい」状態に自分を創りたいか、自分の理想の心の状態はどういう状態なのかを知ること、それがとっても重要なのではないでしょうか。
自分の心を自分で創るために「自分オタク」になろう!
でも、そもそも「自分の心を創る」の「自分の心」ってなんでしょう。
中の人は、自分を創るためには、「自分の楽しい」が大事な基準だとおっしゃいました。
まず、自分がどんなことで「楽しい」と思うのか、
そしてその中には「まあまあ楽しい」と「めっちゃ楽しい!」があったとしたら、
自分が「めっちゃ楽しい!!」と思えるものが、「自分」だということです。
そのために、中の人は「自分オタク」になることをオススメしています。
「自分がめっちゃ楽しいっておもうことってなんだろう」
「自分はこれのどういうところがめっちゃ楽しいんだろう」
「なんで自分はこれをやってみたいんだろう?」
このように、自分の「めっちゃ楽しい、やってみたい」を深堀りしていくことが、「自分オタク」です。
自分の嫌なところを深堀りするのはしんどいですが、自分の「めっちゃ楽しい」に心を向ける「自分オタク」は楽しそうです(^^)
小さな実験で「自分の心を創る」体験を増やしてく
こうやってみると、中の人も決して始めから今の超人であったわけではなく、10年かけて自分で心を創ってきたということがわかります。
でもやっぱり、メンタルよわよわな私のような人ほど、やはりネガティブな自分に飲まれてしまうことが多いのではないでしょうか。
今回、中の人は、心を創るを実践するために、このような順番での実践をオススメしていました。
- 自分の心の状態がどんな状態でいるのが理想なのかイメージする
- そうでないことが起きる
- 自分の心が理想の状態でないことに気づく
- 行動する
- 自分が行動できた!自分の心を自分で創れた!ということを自分で感じ、成功体験を増やす
つまりは、トライ&エラーを繰り返しながら、訓練していくことで、少しずつ身についていけるものなのですよね。
私も、メンタルよわよわでもいいので、せめて自分の心は自分で創りたい。
なので、これを実践して、忘れそうになったら、自分でこの記事を読み返そうと思っています。
成功だけが幸せ…?成長を楽しむことこそが幸せ
中の人はおっしゃいます。
よく「成長することで、成功を収め、幸せになる」といわれるが、成功した人だけが幸せになることができて、成功できなかった人は不幸せなのか。
そうではなくて、自分が感じる世界を楽しくできることが幸せであって、そうすることで成長できる。
成功はその過程で、勝手にするもの。
だと。
つまりは、「自分のテンションがあがる楽しいこと」を大事にし、勉強していくことで、その世界で「成長すること自体」が幸せで、成功する・しないは幸せとは関係がないのです(^^)
それでも、成長を続けていれば、勝手に「成功」すると中の人はおっしゃっていました。
そして、自分が幸せになることで、それによって誰かも幸せにできて、だんだん「自分だけの幸せ」は消えていくとおっしゃっていました。
これは、ブログを書いていると思うことで、ブログを書くことは楽しいです。
(もちろんあまり読まれない時は悲しいし、批判的なコメントは怖いです(;’∀’))
以前は、たくさん読まれてほしいと少しは思っていましたが(笑)、今は、それより誰か一人でも役に立った人がいればそれだけで嬉しい、だって自分が楽しいんだからとそれが一番!と思っています(^^)
番外編①:9フレーム的、組織で働くということ(Cチームが最強な理由)
本講義が終わり、少し残った時間で、中の人がお話ししてくださったことも、とても印象に残りました。
中の人は、自分の心を安定させるために、選択肢をたくさんもっておくことが大切だとおっしゃいます。
中の人は、「法律」「会計」「マーケティング」「語学」「心理学」を中心に学んでいるそうで、食べていける状態にしたいと思っているそうですが、実際にすでに、自分はどこにいっても食べていかれる自信があるそうです。
でも、自分が大原を選んで働いてるそうです。
以前の中の人は、すべての人・ものに批判的で、いつもイライラしていたそうです。
でも、「精神的自立」+「経済的自立」ができると、周りに感謝できるようになったとおっしゃっていました。
自立については、壇蜜さんが結婚のときにおっしゃっていた、「ひとりで生きられる自信がついたから、結婚しようと思った」というエピソードを紹介されていました。
そして、「どこにいても稼げるメンバーが集まる組織=最強」だとおっしゃっていました。
それがきっとCチームなんですよね(^^)
番外編②:メンタルが弱いからこそ徹底的に「客観的」に
中の人は、悲しいニュースなどを目にしたときは、とにかく客観的だけにみるようにするそうです。
なぜなら、メンタルが弱いから、それを主観的に見てしまうと、今やるべきこと(勉強)に心が動かなくなってしまうからだそうです。
そして、客観的にみるために必要だと思えば、行動したり勉強したりするそうです。
そして、最後におっしゃったことは、「自分は正しい」を捨てたそうです。
「自分は正しくて、みんなは間違っている」という不平不満は、客観的に事実をとらえるのに邪魔になるので、「捨てた」そうです。
私も、「べき」という考えが強いことが、自分のメンタルを圧迫するということに気づき、課題にしていたので、最後の最後で中の人がおっしゃったことがとても印象的でした。
以上で、今回の記事は終わります。
せっかく9フレームに出会えたのだから、「自分の心は自分で創る」、「客観的にものごとをとらえる」訓練をを続けていこうと思います!
中の人(先生)、いつもありがとうございます。
今回の講演で9フレームが気になった方は、書籍もオススメです。
それでは、また~。
まとめ
- 大原のサマフェスは8/10 9時からアーカイブで視聴できる(今からでも申し込みできる)
- 中の人も元は私たちと一緒、心を創ることで、今の超人に
- 他人に自分の心を創らせない
- メンタルよわよわだからこそ自分で心を創ろう
- 客観がとにかく大事、客観で見る訓練をしよう
- 常に基準は自分の「めっちゃ楽しい!!」
- 勉強は自分の世界を広げる
- すぐにはできないけど、ちっちゃな成功体験を積み重ねよう