「ワンルーム☆ミュージック」が教えてくれる、好きだけでつながる新しい世界

感想(本やマンガなど)

NHKで放送されていた「ワンルーム☆ミュージック」

たった2回しか視聴できなかったけど、大好きになった番組

こんにちは!

社労士試験を4回目にしてやっと合格でき、今は労務ワーカーとして働いている11ぴきのぺんぎんです。

本当はこのブログは、社労士受験生や労務ワーカーを応援する記事を書く!という目的で始めたのですが、最近はとんと雑記的な記事ばかりですみません(^^;)

それでも、おもしろがってくれる人がいることに、本当に感謝、感謝です(ノД`)・゜・。

さて、今回は、NHKで放送していた、「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック~ワンルームから世界へ!」という番組について記事にしたいと思います。

まさに雑記!!(^^;)

私は、この番組を知るのが遅くて、最終回と、その前々回の2回しか見られませんでした。

それでも、ツイートだけにとどまらず、「ぜひこの魅力をみなさんに伝えたい!!」という気持ちが高まり、記事を書くことにしました。

まだまだ収まらないコロナ禍において、自由に好きな場所に行くことがはばかられるようになって、もう1年以上が経ちました。

そんな時だからこそ、この番組が伝えようとしていることってとっても大事なことだと思ったのです。

それでは、記事に入ります!

どういう番組なの?

まず、「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック~ワンルームから世界へ!」という番組が、どういう番組かということを説明します(^^)

番組HPではこのように説明されています。

スマホ1つ、パソコン1台で音楽を作り、ネットを通じ世界中の人に聴いてもらえる今。

ビリー・アイリッシュを始め、気軽に投稿した曲がきっかけで世界的スターになる10代20代が続々登場している。

そこでD.I.Yスピリッツで曲を作り、世に名を知らしめたヒャダインと、同じくその道を突き進む岡崎体育をMCに迎え、今の音楽を取り巻く素敵な環境と、音楽をクリエイトする楽しさをご紹介します。

ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック – NHK HP より引用

文字だけで見ると、なんのこっちゃ?というかんじかもしれません…。

簡単にいうと、ヒャダインさんと岡崎体育さんというアーティスト二人が、DTM=Desktop Music、つまりパソコン一つで音楽が簡単に作れるよ、誰でもできるよ、楽しいよ!ということを普及してくれる番組なのです(^^)

私はDTMがDTM=Desktop Musicの略だということも、この番組を見るまで知りませんでした。

私はこの番組を見たきっかけは、めいっこたちと安定のEテレ(^^)を見ていて、そこで見たCMがきっかけでした。

私が初めて視聴した回は、BiSHのセントチヒロ・チッチさんと、BiSHのサウンドすべてをプロデュースする松隈ケンタさんの回でした。

「ヒット曲の裏側×BiSHチッチ・松隈ケンタ」 - ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック
ヒャダイン、岡崎体育がMCをつとめる音楽番組。スマホ、パソコン1つで気軽に音楽を作り、自宅の部屋からネットを通して世界へ発信!そんな新しい音楽の楽しみ方をご紹介 最新アルバムがチャート1位を獲得「BiSH」。そのメンバー・セントチヒロ・チッチと、サウンドすべてをプロデュースする松隈ケンタが登場。音楽制作ソフトで曲作り...

私はBiSHののことも名前を知っているぐらいだったのですが、DTMを最近始めたというセントチヒロ・チッチさんの制作環境や、松隈ケンタさんの曲制作の裏側がおもしろくて、「この番組おもしろい!!もっと見たい!!」と感じました。

(なにかの制作過程をみるのが好きです)

番組では、この曲の制作の話もしていました。サビ!!かっこいい!!

BiSH / STAR [OFFiCiAL LYRiC ViDEO]

この番組では、ゲストと、ヒャダインさんと岡崎体育が最後に即興で曲をDTMで作っていくのですが、またそれがとっても面白かったのです。

ワンルーム☆ミュージックを好きになった理由

年齢も職業も関係ない、あるのは「好き」という気持ちだけ

そして、一話見逃して、最後にみれたのが最終回でした。

最終回は、番組に、自分でDTMで作った曲を送ってくれた、一般の10代の子たちと、ヒャダインさんと体育さんがコラボで一曲作るという回でした。

「世界中のワンルームとつながり音楽を」 - ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック
スマホ、パソコン1つで気軽に音楽を作り、自宅の部屋からネットを通して世界へ発信!そんな新しい音楽の楽しみ方をご紹介。最終回は、世界のワンルームとつながる30分。 番組に曲を送ってくれた全国のワンルーム☆ミュージシャンが登場。ヒャダインが話を聞きたくなったという投稿曲を紹介。リモートで即興曲作りも!さらに「Death ...

出演した子たちは、それこそDTM歴は長いですが、自分の部屋の一角に機材を置いた、普通の子たちです。

その子たちと、役割分担(主メロディ・リズムなど)して、作った一曲がとても素晴らしく、そしてみんなで完成した曲を聴いたときの、みんなの満足した表情が印象的でした。

一見普通の子たちが、自分の好きな世界を、パソコン一つ(実際には鍵盤などもありますが)で創っていき、それを分かち合う。

そこには、年齢も、職業も、よくいうスペック的なものはなにも関係ありません。

あるのは、音楽が好き、自分で作ってみたいという気持ちだけなのです。

好きという気持ちだけで、世界とつながれる

DTMは、自室で、PCひとつで作曲ができる、まさにワンルームミュージックです。

DTMがなければ、作曲したいと思っても、まず楽器も買わなくてはいけないし、楽器の弾き方を覚えなければなりません。

そして、一緒に音楽を奏でてくれる友達を探し、ライブハウスで演奏したり…。

それはそれで、素晴らしい体験ですが、実際やろうと思うと、とてもハードルが高く、年齢によっては、そもそもそんな活動すらできないかもしれません。

でも、DTMなら、やりたいという気持ちだけがあれば、いつでも、だれでもできるし、今ならWEBで世界とつながれるのです。

今の時代、DTMに限らず、文章や絵、ダンス、写真など、どんな表現だって同じなのではないでしょうか。

私が書いているこのブログも、ずっと昔に買った数万円のPCだけで、こうやってみなさんに言葉を伝えられるのです。

否定しない、ほめるの温かい循環が、好きで繋がった世界を守る

ほかの人の作品を否定しない・ほめる

表現をするということは、自分が好きだと思っても、誰にも届かなかったり、評価されなかったりすることもたくさんあると思います。

この「ワンルーム☆ミュージック」では、ヒャダインさんや岡崎体育さんは、とにかくたくさんほめます。

お2人とも第一線のアーティストにも関わらず、一般の人の創った曲の「ここが素敵!」「ここおもしろい!」ということを率直にどんどん伝えてくれます。

それが、お世辞を言っているのではなく、素直にDTMを楽しむ仲間として、話しているのが伝わり、見ているこちらも楽しくなります。

今の時代、商業的に成立するためにだけに、何かを表現する人ばかりではありません。

とにかく自分の好きを形にしたい、それが伝わる人に出会いたい。

そんな人がたくさんいることを、私はここ最近知ることができました。

そして、その世界の中には、「神様」と呼ばれる方たちがいますが、その「神様」たちはとてもやさしく、表現を始めた人を応援してくれます。

そして、表現を支えてもらった人が、また別の神様になる。

そういう循環こそが、「好き」の世界を温かく守る秘訣なのではないかと、お2人を見ていて思いました。

自分の作品がしょぼくても諦めない

番組のホームページの動画で、岡崎体育さんヒャダインさんは、このようにおっしゃっていました。

今からはじめようと思っている人たち、始めるのに年齢は全然関係ないです(略)

みんながDTMを始めたいなら、僕たちは協力しようと思うので、あきらめずにいっぱい曲を作ってみてください。

お願いします!

動画 – ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック – NHK より

DTMを始めた人は、音楽好きだからこそ、聴く耳がいいからこそ、はじめは自分の創った曲に絶望すると思うんですけど、だけどそのしょぼさに負けず作っていったら、どんどんどんどんよくなるから、繰り返せば絶対うまくなることは確定しているので、あきらめずに作り続けてください。

お願いします!

動画 – ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック – NHK より
動画 - ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック
「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック」のネット動画をまとめて掲載

この言葉、めちゃくちゃ響きます…!!

これって、DTMだけに限らないことではないでしょうか。

なにかを始めようと思うときは、きっとそこに憧れや、なりたい自分があるのだと思うのです。

だけど、その憧れと、始めたばかりの自分とのギャップに、早々に心折れます( ;∀;)

「こんなことなら、始めなければよかった…」と後悔すらしそうになります。

でも、こんなに才能のあるクリエーターのみなさんですら、そうなのであれば、いつか光が射すと思って続けることが、唯一その壁を突破する方法なのかもしれません。

だって、好きな気持ち、やってみたい気持ちは宝物だし、そんな自分を止められないのですから(^^)

ワンルームから始まる可能性と、鬼滅が教えてくれる「鬼堕ち」

ワンルームで繋がれるありがたさと可能性

今回は、DTMで曲を作るということをやってみよう!という番組の紹介でしたが、これはDTMの世界だけでなく、勉強でも、筋トレでも、同じことが言えると思います。

私は、普段の生活では、あまり人と接することが得意ではありません。

誰かと一緒にいるときはとても楽しいですが、そのあとものすごく疲れたり、「あのときあんなこといわなきゃよかった…」と思うことも多く、どちらかというと一人でいるときが多いかもしれません。

そして、それがこのコロナ禍において、より顕著になったかもしれません。

そして、好きなものについても、本当にわかってくれそうな人にしか話しません(@_@)

そんな私にとって、Twitterとブログは、かなり相性のいいものでした。

現実世界では、やはりその人の環境や、自分の環境など、様々な情報があるゆえに、いろんな感情が生まれます。

でも、Twitterなら、いろんな環境に左右されず、単純に好きなものや目指しているものだけでつながれるのです。

そして、どう距離をとるか、続けるのもやめるのも、人それぞれです。

例えば、資格の勉強も、私にとってはワンルームミュージックです。

朝起きて、みんなが、それぞれの環境で朝勉を始める。

しっかりした勉強机がある人もいれば、お子さんが寝ている隙に、お子さんの声が聞こえる場所で、ひっそり勉強を始める人もいます。

また、仕事や家事が終わって、深夜1時や2時に勉強を終える人もいれば、3時の真っ暗なうちから朝勉を始める人もいます。

まさに、それぞれが、ワンルームの中で、自分のなりたいものにむかって活動を始める。

私は、Twitterのそんな世界が大好きなのです。

鬼堕ちしそうになったら、少し離れよう

Twitterでも、ほかの世界でも、何かを発信した方が、攻撃されて、悲しい思いをした、というツイートを何回もみたことがあります。

幸い私は、いまのところそのようなな経験はありませんが、それで表現を辞めてしまった人や、アカウントを消してしまった人もいて、何もできなかったけど、とても悲しかったです。

私は、鬼滅の刃というマンガの沼にはまってはや半年が経過しようとしていますが(いきなりですみません)私は誰かを攻撃する人は、「鬼堕ち」してしまった人だと思っています。

鬼滅の刃は、人と喰う鬼と、鬼と戦う鬼殺隊のお話です。

鬼は、元々普通の人間でした。

登場人物の中には、いろんな理不尽な経験や、嫉妬などから、悲しくも鬼になってしまった人もたくさんでてきます。

そして、それを戦う鬼殺隊の人たちも、家族を鬼に理不尽に殺されてしまった、悲しい理不尽な経験から、鬼殺隊に入った人がほとんどです。

つまり、鬼となるか、鬼を退治する鬼殺隊となるかは、ほんとうに紙一重なのです。

SNSを見ていると、人間なので、なぜ自分は、ほかの人のようにできないんだろう…とふがいない気持ちに飲まれたり、そして順調そうな人を見て、嫉妬の気持ちに飲まれそうなこともあります。

それはそうです、人間ですから。その感情を、打ち消すことも難しいです。

でも、そこで、「鬼堕ちしない」。

そう心に決めて、鬼堕ちしそうなときは、SNSから離れる。

大事なのは、自分の好きな気持ちを守ることです。

SNSを大切な場所として守るためにも、鬼堕ちしないこと、それを心がけていきたいです。

こんな雑記な記事を最後まで読んでくださってありがとうございました(^^)

それでは、また~!

まとめ

  • ワンルーム・ミュージックはとてもよい番組だった
  • 好きなことをはじめるのに、年齢は関係ない
  • どんな世界でも、好きがあればワンルームでつながれる
  • 好きを守るためにも、鬼堕ちしそうになったら、距離をとろう
  • いつもありがとうございます
タイトルとURLをコピーしました