待ちに待った、社労士探究会、宮武先生の回!
社労士探究会とは?
こんにちは!
社労士試験4回目で2018年にやっと合格でき、今は現役労務ワーカーとして働く11ぴきのぺんぎんです。
今回は、第73回の社労士探究会、宮武貴美先生の、「20年間の勤務社労士としてのキャリア・仕事・成長、そして勤務として働き続ける理由~「資格あり・実務なし」からの社労士事務所への就職とキャリア構築の実践記」を、オンライン視聴して、感じたことを書きます。
社労士探究会とは、全国の社労士がオンラインで気軽に学び、相互刺激を受ける場とすることを目的とした会です。
社労士探究会では、毎月第2火曜日(19:00~20:30)に「社労士トークライブ」というオンラインセミナーを行い、現役社労士の先生が、様々な情報や体験談を提供してくださっています。
私は以前、松山純子先生の号泣回に参加し、こちらの記事にまとめました。↓
私が、社労士探究会の講演を聴くことが楽しみ理由は、もちろん社労士の現場の、リアルな状況を聴けるということもありますが、実はそれより大きなものがあります。
それは、現役でバリバリと活躍されている先生方が、どんなことを考え、何を選択してきたのか、そしてその結果、今社労士としてどんな仕事をしているか、それをご自身の言葉で語ってくださることです。
いろんな社労士の先生の話を聞いていると、背景も、大切にしていることも、これからやりたいことも、本当にバラバラです。
それを知ると、ステレオタイプの社労士なんてものはなく、自分なりの形でいいんじゃないか、そう思えてきます。
そして、ご講演される先生方が、本当に楽しそうで、社労士という仕事を愛しているのがわかります。
そんな社労士の多様性や魅力を知れること、それが社労士探究会の醍醐味だと、私は勝手に思っています。
なぜブログにまとめるのか?
自分の記録と行動に繋げるため
私がなぜ、この社労士探究会の内容をブログにまとめるかというと、理由は二つあります。
一つ目は、自分が社労士の先生方のお話から、感じたこと記録に残し、なにかしらの行動につなげたいと思っているからです。
実は、先日講演を聴いて、自分で一歩踏み出してみたことがあります。
そのきっかけをくださった講演は、社労士探究会ではありませんが、社労士探究会を主催していただいてる大津先生が、若葉マーク社労士にむけての講演をしてくださったものです。
◆その講演で感じたことをまとめた過去記事はこちらです↓
そして、このセミナーからいただいた気持ちで、私が実際に行動してみたことがこの#本試験のおたのしみです。
#本試験のおたのしみは、現在は募集を終了しています。
今後、私がみなさんの#本試験後のおたのしみをブログにまとめる予定です(^^)
たくさんのみなさんのご参加、ありがとうございました!
忙しい社労士受験生のみなさんに内容を届けたい
この記事を書いているのが、2021年7月の、まさに社労士試験直前期です。
なので、この講演を聴きたくても聴けない社労士受験生もたくさんいらっしゃると思います。
もちろん百聞は一見に如かずです。
それでも、私が感じたことをここに残せば、講演をしてくださる社労士の先生方と、社労士受験生の気持ちを、少しでも繋ぐことができるかもしれない…と考えています。
では次に、今回ご講演してくださった、宮武先生について、ご紹介します。
宮武貴美先生って?
わかりやすく、かゆいところに届く解説記事
今回講演された宮武貴美先生について、具体的な経歴などは、きっとネット検索などしていただければすぐにわかるかと思いますので、ここでは私が思う宮武先生について説明させていただきます(^^)
私がはじめて宮武先生のお名前を認識したのは、労政時報でシリーズ連載されていた、「社会保険・労働保険・給与計算 事務手続きで起こりがちなミス防止策」という記事でした。
それを読んだ当時、
「おお!痒い所に手が届く記事だ!勉強になるー!」
と、感動し、データを保存したことを覚えています。
そして、Twitterで宮武先生をお見かけしたときに、「あ!あの宮武先生だ!」となりました。
◆こちらの連載は、後日書籍化されています
◆第二弾もあります!
◆一番直近の先生の著作の、産休・育休の実務本
こちらの本については、宮武先生が実際に産休・育休を取得して、労使双方に伝えたいことを書いたとおっしゃっていました。
働く人に対しては、
「お休みもらったら、そのあとしっかり働こう!」ということ、
また、会社側に対しては、
「こういう制度があるし、ちゃんと待ってあげようね」
ということを、伝えたかったそうです。
ブログではうまく伝えることができませんが、宮武先生の解説は、シンプルかつ重要なところをズバッと突きつつ、あまり難しくない言葉で説明してくださるのが絶妙です!
この研修もすごかった…!
根拠をしっかり押さえた、ものすごい早い情報発信!
宮武先生は、毎朝、労務関係の有益情報をツイートをしてくださいます。
宮武先生のTwitterアカウントはこちらです。
本当に情報収集・発信のスピードが速く、わかりやすいので、自社で説明するとき、ドヤ顔できます(゚∀゚)ドヤァ
ほんと、全労務ワーカーフォロー必須です!!
昨年のコロナ禍でも、その迅速でわかりやすい情報発信に、何度助けていただいたか…(ノД`)・゜・。
そして、私が大好きなのは #オススメリーフ シリーズです。
#オススメリーフ とは、全国津々浦々のリーフレットから、宮武先生がわかりやすい!と思ったものをリンクで教えてくれるのです。
私は、「これはとっておきたい!」と思ったものを、Evernoteにリンクをまとめてあります。
いつか一気に印刷して、じっくり読みたい…!
ほかの開業社労士の先生も、宮武先生の情報発信は必ずチェックしているというお話しも、よく見かけます。
また、宮武先生は、こちらの労務ドットコムというサイトでも、情報発信をされています。
情報をいち早く取得し、それを読み解き、わかりやすく整理し、発信する…。
つまり、宮武先生は、情報発信の神なのです…!!
ではいよいよ、そんな宮武先生の、今回の社労士探究会での講演について書いていきたいと思います。
今回、宮武先生のご講演のタイトルは、
「20年間の勤務社労士としてのキャリア・仕事・成長、そして勤務として働き続ける理由~「資格あり・実務なし」からの社労士事務所への就職とキャリア構築の実践記」
です。
勤務社労士の先生が、勤務社労士として働くことについてお話ししてくださる機会ってあまりないので、とても貴重な講演でした。
ただ、今回は勤務社労士についてより、宮武先生の講演から感じた、先生の人柄や、大切にしているもの、そして社労士として活躍していくことをどう考えているか、そのあたりで私が感じたことを中心に、書いていきたいと思います。
それでは、いよいよ本編です!
「できなかったこと」の記憶が作る今の自分
宮武先生は、社労士合格後、実務経験なしで、今の事務所に飛び込まれたそうです。
宮武先生が入った頃は、事務所も今のような人数ではなく、教育体制も整っていなかったため、たくさん失敗したし、文章を書くことも、話すことも、全然できなかったそうです。
ただ、宮武先生は、「できなかったことをちゃんと覚えていて、大事にしている」そうです。
そして今では、ミスを改善した過程・結果を、後輩のみなさんに繋いでいるそうです。
私は、この話を聴いて、とても嬉しく感じました。
なぜなら、私も、自分ができなかったときにの記憶が強烈に残っており、それが今の自分の基礎になっていると感じているからです。
そして、「できないことを克服したい」という気持ちは、社労士の勉強をはじめたきっかけのひとつになりました。
◆なぜ社労士の勉強をはじめたかの過去記事はこちらです
できなかったころの自分は、できるようになった今でも、思い出すと苦いような、それでいて、なんだかその一生懸命が愛しくなるような、不思議な感覚です。
そして、そのできなかった頃の自分が、今でもなにか改善しようという気持ちや、後輩の子が同じ失敗をして悲しい思いをしないように仕組みをつくっておきたい、そんな気持ちをずっと持たせてくれるような気がします。
なので、宮武先生が、できなかったことの記憶を大切にしているとおしゃっていたのが、とても嬉しかったです。
正直に、実直に、「当たり前のことを当たり前に」続けることのすごさ
宮武先生は、ミスをしたときも、包み隠さず相手先に伝え、「一緒に改善すること」を提案をしてきたそうです。
そうすると、結果的には、その提案で便利になったと、相手にも喜んでもらえたそうです。
ミスが起こっても、それを改善し、それによって相手も楽になり、宮武先生も楽になり、みんなが喜んでくれる。
それが、宮武先生の喜びになるそうです。
ただ、これって、言うほど簡単なことではないと、私は思います。
ついつい、責められるのが怖いから、ミスは隠したくなります。
そして、何かを変えることをは、ものすごく胆力が必要です。
なぜなら、だいだい多くの人は、変えることを怖がるし、面倒だと思うからです。
そして、なにかを変えるということは、完成したと思っても、そのあとに予期せぬエラーや、運用方法の細かい見直しなど、1回で終わりということではなく、その後発生するもろもろのことに、実直に、誠実に向き合っていく必要があります
それって、ものすごく大変です。
何度も相手先と話をして、新しい運用を考え、それを伝え、運用を固めていく。
そんな往復を重ね、やっとできたもの。
それこそが、真の意味での改善であり、その過程を経た先にこそ、信頼が生まれるのだと思いました。
なので、「面倒…。」「逃げたい…。」に負けず、当たり前のことを当たり前に積み重ねることができる宮武先生は、本当にかっこいと感じました。
「努力できることも才能」…頑張らない同僚への割り切り方
宮武先生には、天才肌のお兄さんがいて、比較的簡単にいろいろできてしまう一方、宮武先生はそうではなかったため、親御さんから、
「貴美ちゃんは努力型」
そう言われて育ってきたそうです。
なので、「何かを成し遂げるには、努力をするのが当然」と思ってきたそうです。
しかし、同僚の中には、目指しているものがあり、それを成し遂げるために必要な努力もわかっているのに、それをやらないという人もいて、宮武先生はそんな姿に嫌悪感をもってしまうときがあったそうです。
でもあるとき、
「だれもが同じように頑張れるわけではない。
自分のように、頑張れるのも能力の一つなのかもしれない。
そして、自分から見たら頑張ってないように見える人も、その人なりに頑張っているのかもしれない。」
そう思うことができ、割り切ることができたそうです。
これも、私からすると共感の嵐でした。
私は、とっても融通の利かない四角四面な性格なので、
「なんであの人はこんなに仕事しないんだろ…。
なんでこんなに無責任なんだろ…。」
と、腹が立ってしまうことも多いのです。
でも、
「みんなが同じようには仕事できないよな。
それを前提に考えないと、ただただ自分がイライラするだけだ。」
と、少しずつ、そう思えるようになってきた気がします。
でも、だからこそ、同一賃金同一労働や、評価制度、人事制度が必要なのではないかと、私は思っています。
いろんな人がいて、いろんな働き方がある。
ただ、できれば、それに見合った報酬や評価がされること、それが重要なのではないかと…。
実際に働いていると、そんなことはまだまだ遠く感じてしまいますが、会社っていろんな人が働くからこそ、そんなことも、これから勉強してみたいと思っています。
やりたいことはないけど、やりたくないことならわかる!
やりたいことがないことのジレンマ
宮武先生は、ずっと、社労士としてやりたいことがない、目指すべきものが見つからないそうです。
今まで開業したいと思ったこともあるそうですが、振り返ってみると、それは、今目の前にある仕事からの逃げでしかなかったと、おっしゃっています。
でも、やりたいことがないからこそ、心がけていることがあるそうです。
それは、「こんな仕事してみない?」と言われて、迷ったら、進む方を選ぶということです。
自分の中からやりたいことや、目指すべきものがなくても、与えられたことに一生懸命取り組んでいく。
そういう選択肢もあるのです。
私は、この話を聞いて、なんて正直な先生なんだろうと思いました。
なんとなく、社労士といえば、なにか目的をもって、自分にしかできないことを持たなきゃいけない、なんとなくそんな風に考えてしまいがちです。
でも、そういうものがなくても、誰かがくれたきっかけに、実直に、真面目に応えていく。
そんな姿も、とっても素敵だと思いました。
まさに、これが勤務社労士として働くということなのかもしれません。
そんなことを考え、私はこの感想ツイートを送信しました。
やりたくないことをやらないためには…得意分野を確立する
やりたいことや、目指すべきものがないとおっしゃる宮武先生ですが、やりたくないことは、はっきりしているそうです。
宮武先生は、誰かを評価する「評価制度」や賃金制度を考えることは、あまりやりたくないそうです。
しかし、やりたくないことをやらなければならない、それが会社員である勤務社労士ということでもあります。
そこで、宮武先生は、
「やりたくないことをやらないためには、自分にしかできないことをつくる」
と、そうおっしゃいました。
例えば、宮武先生は、企画をイチから考えるのは苦手だけれど、企画案ができたものを、実現していくステップを作ることは得意なのだそうです。
そうすると、宮武先生に企画案を考えさせるよりも、誰よりも抜群な仕事をする、企画案を実行に移す部分の仕事がまわってくるそうです。
つまり、
「この人にはこれをやらせないと会社として損だ」
そう思わせることができたなら、こっちのものなんだなと、私は思いました。
しかし、そうなることは、今までの宮武先生のお話しからわかるように、一足飛びで手に入るものではありません。
失敗を重ねても、それに目を背けることなく、自分がやるべきことを、誠実に実直に重ねていく。
そんな日々を重ねた先に、結果として、「やりたくないことをやらないことができる」のかもしれません。
では次に、宮武先生が感じている、勤務社労士として働くメリット、デメリットについて書きます。
ただ、ここは、講演をきいてもらったり、講演で配布される資料を見ていただいた方がよくわかると思うので、さらっと少し簡単に書かせていただきます。
勤務社労士として生きるということ
勤務社労士のメリット
宮武先生が考える、勤務社労士として働くメリットは、こちらです。
- 活躍できるフィールドが用意されている
- 金銭面での安定
- 業務を遂行でする上での安定(相談相手がいる)
- 業務に集中できる環境(システムのセキュリティ対応や請求業務などやってもらえる)
- 守られる労働者としての権利(社会保険への加入、出産や介護があっても働き続けることができる)
この中でも、1の活躍できるフィールドが用意されているところでは、今の事務所に入ってから、「やることがない」ということがないとことが幸せだと、宮武先生はおっしゃっていました。
後述するとおり、もちろん社労士事務所の規模や代表の考え方によっても異なるかもしれませんが、
個人では依頼が少ない仕事(受けられない仕事)ができること、
そして、専門分野を深めることも、多様な分野を経験できることも、両方可能なことが、勤務社労士の魅力だそうです。
勤務社労士のデメリット
次に、宮武先生が考える、勤務社労士として働くデメリットはこちらです。
- やらなければいけない業務が決まっている
- 金銭面ので制約
- 事務所内での人間関係の構築が重要になる
- 従わなければならないルールが存在する
ただし、こちらについては、平行して、宮武先生はこうおっしゃいます。
- 「制約」と考えるか、「自分を守ってくれるもの」と考えるか
- 「やらなきゃいけいない」と考えるか、「やりたい」と考えるか
- 事実は一つ、捉え方は無数→後ろ向きに考えがちなものもコミットして取り組む
つまり、デメリットは、自分の考え方次第で、デメリットではなくなるということではないでしょうか。
また、宮武先生は、「最終結果まで成し遂げる(コミットする)まで、うだうだしながら進んでいってもいいのでは」とおっしゃっていました。
「やりたくない」「できない」とうだうだしたときは、「なぜそれをやらなくてはいけないのか」それを確認しつつ、進む。
つまり、うだうだしながら、本来の目的を思い出し、確認しながら、遠く見える「コミット」を目指して、一歩一歩地道に歩みを止めないこと。
それが、大事なのかもしれません。
勤務社労士として働く前にすべきこと
次に、宮武先生が考える、勤務社労士として働く前にイメージすべきことです。
- 自分がどのように働きたいか・どのような業務が好きか
- 事務所が勤務社労士をどのような位置づけているか(作業する人?社労士?独立は応援?)
- 今後の社労士業界と増加する勤務社労士
宮武先生は、今後は社労士事務所の大型が進み、必然的に勤務社労士も増えると予想されるとおっしゃいます。
そうなったときに、何を自分が選択するのか、そして自分が勤務する社労士事務所が、その選択を実現できる環境にあるのか、それを見極めておくと、入所後のミスマッチが少なくなるのかもしれません。
文章執筆は、コツコツの積み重ね
勇気をもって、繰り返し、積み重ねる
今ではたくさんの記事を執筆され、著作もある宮武先生ですが、文章を書くきっかけは、上司である大津先生からブログの執筆の指示があったことだそうです。
こちらが、宮武先生が初めて書いたブログの記事です。
この300文字の記事を書くのに、宮武先生は、10時間かかったそうです。
今の宮武先生からは、到底想像できません…。
宮武先生は、とにかく繰り返し、積み重ねが執筆上達のコツだとおっしゃっています。
そして、最初から長い文章を書こうとせず、
- ブログ1つは400文字
- ニュースレターは1,000文字(ブログ×2)
- 雑誌原稿は1つ10,000文字(ニュースレター×10)
- 書籍は100,000字(雑誌原稿×10)
このように考えると、頑張れるそうです。
今回、講演後に、私は大津先生、宮武先生に、Twitter上でこう質問しました。
大津先生からの回答がこちらです。
私は、この大津先生の回答をみて、本当になるほど…と思いました。
文章って、いくらでも書き直せてしまうし、自分でなにが正解かわからないから、どこまでも時間をかけてしまいがちです。
そして、時間をかければかけるほど、発信するのが怖くなる。
私は、ブログを書いていて、そんな実感があったので、アウトプットの上達のコツは、70点でいいから数をこなすということ、とても納得しました。
また、最近大津先生に、若手の社労士の先生が、
「宮武先生のように執筆できるようには、どうしたらいいですか?」
と、質問されたそうです。
それに対して、大津先生は、
「当たり前のことを、当たり前やることじゃない?」
と答えたそうです。
し、しびれますね…!!(ノД`)・゜・。
フィードバックは要らない(笑)
そして、今回は勤務社労士がテーマの講演だったので、宮武先生はあまり執筆についてはお話しされなかったので、(でも資料には宝のようなことばがたくさん!)こんな質問をしてみました。
それに対する宮武先生の回答がこちらです。
これ…!!本当にこれ…!!
私は、これ、赤べこのようにうなずきまくりましたっ!!
私も、ブログを書き始めた頃、本当なら誰かに読んでもらって、直したほうがいいところ聞いた方がいいのかなぁと思っていたのです。
でも、たとえそれが的を得たアドバイスだったしても、もんのすごくへこむということが自分で想像できたので、怖くてできませんでした。
でも、それでよかったんだなと、思えたのです。
もちろん、自分の足りないところを教えてもらい、直すということは、とても大事なことです。
でも、文を書くことに関しては、私は宮武先生と同じく、フィードバック大嫌いでいいいいや(笑)と思えました。
個人的に言うと、足りないところを言わなくても、いいところを繰り返し伝えてもらえていると、不思議とだんだんと、自分に足りないところって見えてくる気がします。
なので、文章に関しては、ご本人が望む場合は別ですが、そうでない場合は、私は自分のものも、ほかの人が書いたものも、「自分がここがいい!」と思ったところを、伝えて応援していきたいと思っています。
ただでさえ、発信するって、勇気のいることです。
でも、書いた人が、誰の役に立ちたいと思って書いているか、何を届けたいかって、意外と文章から伝わるものです。
だから、文章の裏に、そんな気持ちが見えたとしたら、私は、それを応援したいと思うのです。
宮武先生が大切にしていること
宮武先生と一緒にいると、楽しそうな先生方
宮武先生は、資料の最後に、あとがきとして、自分のあり方や、お客様からいただいた言葉の資料をつけてくださっています。
その中の、お客様からいただいた言葉に、宮武先生のお人柄がすべてあらわれている気がしたので、ご紹介します。
- 「自分たちで給与計算をして、初めて宮武さんのありがたさがわかった」
- 「宮武さんと仕事をすることが楽しかった。いつもイキイキとして仕事をしている姿を見て、私も前向きになれた」
- 「宮武さんと話していると嫌なことが楽しいことに変わってる」
今回、宮武先生の講演のあとに、同じく勤務社労士である糠谷先生と、大津先生とのクロストークがありました。
その時にも思いましたが、ほかの社労士の先生方が、宮武先生のお話しをするとき、みなさんとっても楽しそうで、宮武先生のことが大好きなんだなって、感じます。
その理由が、今回のお話しで分かったような気がしました。
今回、宮武先生と糠谷先生の楽しそうなやりとりをみて、私もここにいるみなさんが合格して、私も登録した暁には、みなさんとクロストークして、きゃっきゃうふふしたいと思いました( *´艸`)(妄想が過ぎる)
承認欲求=感謝されることが喜び
今回の講演の中で、「宮武先生のモチベーションはなんですか?」という質問がありました。
宮武先生は、
「感謝される=承認されるとうれしいので、それがモチベーションになっているのかも。」
とおっしゃっていました。
私は、これも聴けてうれしかったです。
私は、自分でも承認欲求が強めだと感じていて、そんな自分ってなんかやだなと思っていたのです。
でも、
「誰かが喜んでくれること」=承認
なのであれば、承認欲求って、そんなに悪い言葉じゃないなと思えたのです。
もちろん、必ずしも、自分のやったことで、感謝されたり喜んでもらえるわけではありません。
でも、誰かの喜びのために頑張れる。
それが承認欲求が高いということなのであれば、そんな自分も悪くない、そう思えました。
また、ちょっと余談ですが、クロストークのところで、宮武先生の上司の大津先生が宮武先生に、
「承認をすごく求めるよね。承認する上司は大変よ…?(笑)」
とおっしゃっていましたが、これもとてもいいなと思いました。
やはり、身近で自分の仕事を見てくれている上司が、適切に承認してくれる。
それも、やっぱりとても大きなモチベーションになると思うのです。
今後の自分がやってみたいこと
粘れない…のときに、あと一歩だけ進む
今回、宮武先生の講演を聞いて、今後の自分の行動をどうしたいかを考えました。
まず一つ目は、私は最近、一つの仕事に、あと一歩粘れない、そんなときがあります。
なので、そんなときは、もう一歩だけ(二歩、三歩は多分無理(@_@))粘るようにしてみたいです。
やってみませんか?やってみたいが生まれたら、やってみる
私はいままで、誰かに「やってみませんか?」といわれても、自分なんかがやっても…辞退することが多かったです。
でも、これからは、迷ったらやる!を心において、誘われたら、一歩踏み出してみたいです。
また、自分でも「やってみたい」が生まれたら、怖くても、小さなことでもいいから一歩進んでみたいと思いました。
また、本試験終了後にTwitterで仲良くしてくださってるみなさんに会うっていうのも、正直がっかりされそうだし、めっちゃ緊張しそうで、今から逃げそうだけど、コロナが落ち着いていたら、やってみたいです。
あー、でも、怖いから、ぺんぎんの着ぐるみ?かぶりもの?していきたい…。
マスクの下で、できるだけ笑顔になってみる
それから、私は宮武先生のアイコンの笑顔の写真が大好きなので、少しでも近づけるよう、マスクの下で笑ってみようと思います。
い、以上です…。
いいのかな…、こんなんで…( ;∀;)
今回、宮武先生のお話しを聞いて、本当に失礼は重々承知ですが、自分と似ている部分がたくさんあって、とても嬉しかったです。
気持ちだけでも、宮武先生の継子社労士(相変わらず鬼滅、鬼滅ですみません)になれるよう、自分なりの一歩を重ねていきたいと思います。
それでは、また~(^^)
2021年8月10日(火)17:00まで、アーカイブ申し込めます
この宮武先生の今回の講演は、こちらのサイトで、2021年8月10日(火)17:00まで申込が可能で、2021年8月31日(火)24時まで視聴できます。
視聴するには、1,100円がかかります。
全部で1時間40分で、再生速度も2倍速まで変えることができます。
ご興味のある人は、百聞は一見に如かず!ですのでぜひ。
(私的にはダウンロードできた資料も永久保存版です~!)
まとめ
- 社労士究会は、いろんな先生の人柄や考え方、そして社労士への愛が知れる貴重な機会
- ブログに残すのは、感じたことを残し、行動するためと、時間のない社労士受験生が、少しでも内容を知れるようにという気持ちから
- 宮武先生はわかりやすい解説、情報発信の神!
- できなかったことをちゃんと覚えていて、大事することの大切さ
- 当たり前のことを、当たり前にやるって、相当スゴイ
- みんなが自分と同じ考えなわけじゃない。割り切りも必要
- 迷ったら、やる!
- やりたくないことをやらないようにするには、やりたいことの中で、自分にしかできないことを増やす
- 文章執筆はコツコツの積み重ね
- 承認欲求=誰かの喜びのために頑張れること。悪くない!
- めんどくさい…から一歩だけ粘る!
- 「やってみない?」「やりたい」はGO!
- 笑顔が素敵な大人になりたい